ワタシが行っているパソコンの講習会は、基本的に自分で練習問題を作っています。
今回は初心者向け、ワードの練習問題を作ってみました。
問題はその内容でして、入力練習だからと言って「アイウエオ」が並んでいるだけではつまらないわけですね。
たとえばこの間配った練習問題は、「人間国宝について」の解説文書でした。
“人間国宝”とか“無形文化財”って良く聞くじゃないですか。
芸術家さんとか、落語家さんとか。
でもそれらがどんな物なのか、具体的に意味が良くわからなかったんですね。ワタシも。
で、わかりやすく参考例を書くと、以下のようになるみたいです。
★落語家、桂米朝さんの場合
・桂米朝さんが語る落語、演目そのもの → これを“重要無形文化財”といいます。
・桂米朝さんという人、自身 → これが“重要無形文化財保持者”です。
・「重要無形文化財保持者」のことを、別名“人間国宝”ともいう。
なるほどね。
とまぁ、このように自分で読んだときに「へぇ」と言えるようなモノを、テキストとして採用しているわけです。
受講生の中には、「別にパソコンに興味はないけれど、必要になってしまったのでしかたがなく通ってきている」という人もいるわけです。
一般の社会人が相手ですので、基本的に面白くなければ意味がないと思うんです。
「へぇ」と言われることを期待しつつ、内容に頭をひねる毎日です。
知らず知らず、内容が趣味に偏っていく可能性もありますが・・・
スポンサーリンク