フロッピーディスク

いやあ、ちょっと驚いてしまった話。

昔はワープロでも何でも、データを記録するのはフロッピーというのが決まりでした。

ところが、です。ここの所フロッピーディスクの売り場がどんどん少なくなっています。

最近のパソコンっていうのはフロッピーディスクドライブが付いていない物が少なくないのです。

確かに今でもワードやエクセルで作ったデータを保存するんだったら別にフロッピーでも問題はないような気もしますが、フロッピーディスクはとにかく遅い。そして容量が小さく、エラーを起こす可能性も多いときているわけで。

今考えると良くたくさん保存していたものだ、などと思ってしまうわけです。

ちょっと言い過ぎだったかも知れませんが、とにかく最近はフロッピーが少なくなっているんです。

ワタシが思うに、デジタルカメラの普及と共に減ってきてしまったのかな、と。

今売れ筋のデジタルカメラは大体500万画素くらいだと思います。この500万画素のデジタルカメラで撮った写真は、もうフロッピーディスク1枚には入らないのです。

で、USBフラッシュメモリなどの登場となるわけではありますが、その辺の話はまた後日とさせていただき、今日はフロッピーの話し。

ワタシは普段、バッグの中にフロッピーを何枚も持っています。

お客様の所にお伺いし、調子の悪いパソコンを直すために使うデータやユーティティソフトが入っているのです。

そしてお客さまよっては、いまだに5インチのフロッピーを使っている人もいます。さすがに人数は減りましたが、大きな機械を制御する専用の端末だったり、その昔高価なソフトをオリジナルで作成し、それがその当時のパソコンでなければ動かなかったりするからです。

ワタシ、生徒の皆さんに「懐かしいでしょ、コレ」と言いつつ、5インチのフロッピーをお見せしました。

ワタシは「うわぁ、5インチじゃないですか。懐かしいなぁ」と言われるとばかり思っていたのですが、生徒の皆さんの反応は「?」。コレがなんなのかわからない方がほとんどだったのです。

ウチの生徒さんは別に中学生ではありません。

20代から70代まで、年齢は様々、仕事も様々です。

ワタシの中では5インチのフロッピーディスクっていうのは最近まで利用されていたモノ、という印象だったんですが、世間的には過去の遺物なのでしょうか。

あんまりみんな知らないので、5インチのフロッピーを指でまげて「ホラ、曲がるんですよぉ」とか、「ケースが紙なんですよぉ」など、当たり前のことをたくさん自慢してしまいました。

それでもなんだか、なにやら時代に取り残された気分。

ワタシは8インチのフロッピーも使っていたというのに・・・。

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