SDメモリとかUSBフラッシュメモリってあるじゃないですか。
前者はデジカメや携帯電話に利用するメモリとしては、事実上業界標準と成りつつあるメディア。後者は「ポスト・フロッピーディスク」ですね。
ま、それはさておき。
SDメモリもUSBフラッシュメモリも、4GBって言うものが販売されています。
4GBっていうのは4096MBの事です。
皆さんよくご利用のフロッピーディスクは、1枚1.44MBです。単純に4096÷1.44と計算すると、2844くらい。つまり4GBっていうのはフロッピーディスク2844枚相当、ということになるわけです。
そんなものすごい大きさのモノが人差し指の上に乗ってしまう大きさなんですよね。
以前テレビで「ニュースステーション」を見ていたら、キャスターの久米宏さんが「これを見てください」って言って手のひらに乗る小さなサイコロみたいなモノを出したんです。
「こんなに小さいモノですが、何と16MBモノ大容量データが入るんです!」
たしかそのように紹介していました。
16MBというと、16777216バイトのことです。
日本語の文字は1文字2バイトですから、16MBには838608文字も入る計算になります。400字詰め原稿用紙にすると2000枚以上です。
久米さんはそんなにものすごい大容量が、1センチ四方くらいのサイコロ上に保存できてしまうというのがどれほどすごいことか、そんなことを語っていたように記憶しています。
16MBで原稿用紙2000枚以上ですからね。
4GBっていうのは16MBの256倍のことです。それがどれほどすごいことか、おわかりいただけるでしょう。
え?、数字ばかりでちっともわからない?
いやはや、失礼しました。
結局なにが言いたいのかというと、月並みですが「技術の進化は早いなぁ」と言うこと。
人類はここ100年で一気に進化しているような気がするんですよね。
ライト兄弟が「ライトフライヤー号」で世界で初めて飛行機による有人動力飛行に成功したのは、1903年12月17日。
それ以前は機械が空を飛ぶなんて言うことはなかったのです。
これ、わずか100年前の出来事です。
既出のニュースステーションでの16MBメモリ紹介も、ホンの10数年前の話しです。
100年後の世界ってどうなっているんでしょう?
ものすごく進化しているのか。はたまたものすごい速度で退化しているのか。
楽しみでもあり、不安でもあります。
是非ともこの目で見てみたいモノですね。
“どこでもドア”ができていたりして。
ちょっと真面目に、そう思ったりもします。
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