物も言いようで

友人が「仕事で失敗した」と。

彼の家はいわゆる街の商店なんですけど、ひょんな事からお客様と口論になったそうで。


ワタシも自分がパソコンやさんだったり、パソコンのインストラクタだったりするわけですので、毎日お客様と接します。

三者三様。お客様も人間ですので、様々な人がいます。こちらもまた人間ですから、体調の良いときと悪いときはあるんですよね。

それでもワタシはあまり短気な方ではないので、お客様と口論するっていうことはほとんどありません。


良く「営業マン」や「販売員」というのを絵に描いたような人っていうのもいますけど、ワタシはあんまりそういうわざとらしいというか、とってつけたような態度っていうのは好きではないんです。

ワタシはワタシ。

人によって態度を変えたりするのがイヤなんですね。

特にパソコン業界は会話が難解になりがちです。

専門用語を羅列し、早口でまくし立てる人の何と多いことか。

そういうこともあって、出来るだけ「ゆっくり」「ていねいに」そして「専門用語を少なく」話すようにしています。


お客様と口論になったという友人の話を聞いたところ、たしかにどう聞いても店員である彼の主張の方が正しい。

でも、そういう問題ではありません。


同じ内容を相手に伝えるにも、モノには「言い方」というものがあると思うんですよね。

商売をしていると、お客様に対して言いづらいけど言わなければならない事というのが、少なからずある訳です。

そのあたりを正確に、誤魔化さないでお伝えできるかどうか、ということに気を遣います。


ワタシがその友人に言ったのは、自分がいつも心掛けている

「丸い卵も切りようで四角、物も言いようで角が立つ」ということ。


昔ラジオで聞いて、えらく納得した言葉です。

これってことわざですかね?

七、七、七、五ですし、都々逸?


ま、ワタシも無理のない程度にいつも変わらない自然体でいることを心掛けていきたいと思います。

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