お稲荷さん

ウチの近所には、小さな公園があります。

その公園には狐が祭ってあり、いわゆる「稲荷神社」の文字が書かれています。

ワタシは特に特定の宗教を信じているわけではないのですが、仕事で行き詰まったときや、悩み事があるときなどはここに来て、「すべてうまくいきますように」と祈ることにしています。

ま、気は心、といいますか、その結果すべて丸くおさまってうまく行く・・・事もあります。

もちろん何ともならないこともあります。


困ったときの神頼みといいますか、溺れる者は藁をもつかむと言いますか。

かといってワタシは何らかの宗教に傾倒することは１２０％ないのですが、物心ついた頃から近所のみんなに大切にされている、このお狐様は、前を通るときに頭を下げるようにしています。


困ったときに十円のお賽銭を上げ、「何とかなりますように」と祈ります。

たった１０円？

いえ、カミサマはお金じゃないのです。

１００万円の壺を買ったら幸せになれる、なんて言う方がよっぽど胡散臭いですしね。


そして思いが叶った暁には、油揚げを買ってきて、お供えします。

この間３枚で３８円の油揚げをあげたのですが、さすがにそれは申し訳なく思い、翌日１枚１００円のをもう一度あげました。

ま、気は心、です。