ワタシは店頭でパソコンの販売をしていますが、今だにWindowsXPを搭載したパソコンはよく売れています。
Vistaが登場して1年以上経ちましたが、まだまだXPからの全面移行には時間がかかりそうです。
Vistaを実際に使っている人には、「良くできているね」という意見を良く聞きます。
確かに画面はキレイですし、XPの時に「もうちょっとこうなったらいいな」と思っていたことが軒並み実現しています。
しかし。
実際問題として、まだまだWindowsXPは売れ続けています。
現場のワタシの意見。
VistaよりXPを選ぶ人達の共通の声は、Vistaは重い、ということ。
この一言に尽きてしまいます。
カッコいい起動画面や半透明なウインドウなど、ステキな部分は沢山あるのですが、とにかくその代償として「スピードが出ない」訳です。
お客様は別に「色がキレイなパソコン」とか、「クリックしたときにふわっと出るウインドウ」が欲しいわけではありません。
ワープロだったり、インターネットが使えたり。そういうことが出来ればいいのです。
例え画面の切り替えが「ふわっ」とならず、「パッ」と迅速に切り替わるようなら、そっちの方が良いのです。
まだXPは売れるんだろうな・・・と。そう考えていました。
ワタシごときがそう感じるわけですから、天下のマイクロソフト殿はもっと強烈に痛感しているでしょう。
そして先頃伝え聞こえてきた「WindowsVistaの次に出るWindows」。
それがコードネーム「Windows7」です。
Windows7は予定どおり行けば2010年発売予定です。
しかしこのままVistaがブレイクしなければ、前倒しに出るかも知れません。
Windows7のマイクロカーネル、MinWinは、なんとファイル数が100個、25MBしかないそうです。
そんなに小さいの????
マイクロカーネルとはいえ、このサイズにはビックリです。
ちなみにVistaのカーネルはファイル数が5000個、容量は4GBもあるのです。
電源を入れて、1秒で起動して、2秒でインターネットに繋がって、めっちゃ軽くて安くて丈夫で長持ちするノートパソコンが欲しいなぁ・・・
・・・10年後にはできるかな?
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