仕事が終わり、家に帰ろうとしたとき、カミさんから携帯電話にメールが届きました。
「今夜の夕食は特になにも用意できていない」といった内容。
ま、ありがちな話(?)なので、特に驚くわけでもないワタシ。
我が家はパパよりも3人の子ども達の食事やお風呂が最優先なのです。
いつもだったらスーパーに寄って、食材やら総菜やらを物色するのですが、この日は仕事も忙しく、あまりこれ以上なにもしたくない気分だったので、ひとり外食をすることにしました。
ちっともグルメじゃないワタシ。こと食事に関しては、安いからダメとか高いからうまいとか、そういうウンチクをまったく持っていません。
というわけで、この日も帰り道に目に留まった「吉野家」で食事をとることに。
早いの、うまいの、安いの、と。
吉野家といえばこの3拍子です。
ところがこの日は席も満席な上、お持ち帰りのお客様も並んでいる始末。
しかし吉野家の暖簾をくぐった時点で、ワタシの頭の中では「夕飯は吉野家の牛丼」モードになっているわけです。
それをたかだか混雑しているからといった程度の理由で覆すいわれもありません。
さっそく隙間席に座り、注文をするワタシ。
注文したのは一番さっさと出てくる「牛丼並1つ」。
ところがなんと「すみません、お時間10分ほどいただきます」との返事が。
な、なんと!
吉野家で10分も待ったのは初めてでした。
冷静に考えれば、もちろん牛丼並盛は用意に時間がかかるメニューではないかも知れませんが、注文順にひとつひとつ作っているわけです。
ワタシの順番が遅かっただけの話でしょう。
なにせこれだけのお客さんと注文数がたまっているのに10分待ちで出てくるとしたら、それはそれで驚くべきスピードなのかも知れません。
何にしても。
吉野家って人気あるんだなぁと、改めて痛感してしまいました。
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