教員採用汚職問題

大分県の教員採用試験に「口利き」があったと言うことで、連日様々な報道がなされているようですね。

ナンだよ、口利きって?っていうのが正直な感想。

「金を出せば先生にしてやるぞ」という教育委員会が一番悪い。

「金を出すから先生にしてください」と頼む本人も、ものすごく悪い。

「本人は知らないのですが」とかってにお金を積んだ親はすこぶる悪い。

ワタシはそう思いました。

本人は知らなくて親が勝手にやったこと、と言う話しもあるようですが、それは当然、親が悪い。

親を恨んでください。

そして教職は辞すべきだと思います。

もしワタシが学校の先生をしていて、自分の教員採用試験に不正があったことを後から知った場合、すぐに辞めますわな。

だって恥ずかしくて街を歩けないじゃないですか。


本当に子供達の事を考えるのでしたら、「ずるいことをして先生になった人はこのようにハズカシイ思いをするのだ」と言うことを子供達に見せてあげるべきです。

子供達は「ああ、ずるいことしちゃいけないんだな」と思うんじゃないでしょうか。

ずるいことをした人にしかできない、最後の教育だと思うんですけど。


本人は普通に試験を受けても十分合格できる実力があったのに、親が余計な口利きをしてしまった、なんていう人もいるようですが。

そんなの、大学受験に例えるなら

「普通に受験したら東大に1番で合格する人だから、カンニングしていたけど合格にしてあげよう」

なんて言うのと同じレベルなんじゃないかと思うんですよね。


とにかく。

潔く辞めましょう。

そしてまたウケりゃいいじゃないですか。採用試験を。

毎日教壇に立っていた人だったら、大学で勉強して受ける人よりも有利なんじゃないでしょうか。「教える」ノウハウを知っているわけですし。

ワタシは仕事柄、学校とか教育委員会と言うところにも良く出入りをしていますが、まぁ・・・今回の事件、起こるべくして起きたんじゃないですか、というのが、正直な感想です。


あ、誤解しないでください。

ほとんどすべての、大多数の先生方は、マジメに、実直に教育に取り組んでいらっしゃると言うことを、ワタシはとてもとても良く知っています。

故に。

こういう不正があってはいけないと思うんです。

ほんの一部の不正で、すべての教職に就く人達がこんなものだと思われるのは遺憾ですなぁ。

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