2011年の7月で、現在のアナログ放送は終了。
ニッポンの地上波テレビ放送は完全に地上波デジタル放送に一本化される・・・はずです。
少なくてもその予定でありますが、各ニュースなんぞ見ておりますと、このスケジュールには相当の無理があるのではないか、と。
大体ウチのような田舎ですと、「地上波」という言葉の段階で「なんだそれ?」であります。
もちろん2011年の7月にアナログ放送が停止されたら、現在アナログで見ている人は「テレビが映らなくなる」訳です。
このまま何の対策もしなければ、ですけどね。
ところが今年の9月時点で、地デジ受信機の世帯普及率はまだ46.9%。
まだ国民の半分以上が「アナログのまま」なのだそうです。
どうすれば地デジが見られるのか?
地デジ対応のアンテナと対応のテレビを用意する、もしくは地域のケーブルテレビに加入する、などの対応策があります。
しかし、我が家のように生活に余裕のない家では、液晶テレビも買えません。
今だにアナログのままなのであります。
だってまだうつるんだもの。
ケーブルテレビも見ていません。
プラズマや液晶テレビでもありません。
そんな人が、まだ日本の半数以上を占める、と。
「我が家は地デジ対応の液晶テレビを買いましたよ」という人だって、「リビングだけはね」なんて事になりかねません。
子供部屋だって、お父さん、お母さんの部屋だって。
今や一家に2台上テレビがある家なんてざらなのです。
お年寄りのひとり暮らしだって多いんですから、これだけ「地デジ地デジ」と騒いだところで、2011年にアナログ放送が停止された翌日、「アレ?、テレビが映らない??」とパニックになる人が山のように出る事が目に浮かびます。
「この10万円の部品を買わないとテレビが見られなくなりますよ」という詐欺まがいの悪い人も沢山出るんでしょうね。
オレオレ詐欺より「地デジ押し売り」の方が儲かる、なんて。
皆さん、悪い人には気をつけましょう。
ちなみに我が家は5人家族ですが、テレビはアナログのブラウン管テレビが1台しかありません。
買えないですよ、そんなにポンポンと。高いですし・・・。
あと数年はこのまま見るとして、きっと行われるであろう「駆け込みセール」で買いたいと思います。
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