ワタシは基本的に「裁判員制度」については必ずしも“100%反対”ではない訳です。日本国民がもっと自分たちのまわりの犯罪や事件に興味を抱いた方が良い、と言う意味では、そうなるように国として何らかの動きをすることは当然であって、その為に生まれたアイディアのひとつが裁判員制度だとしたら、まぁ、気持ちは分からなくも無い。
ただ、他のアプローチはなかったのかなって。思うわけですよ。
基本、ワタシはテレビのニュースで事件を見ていて、こんな犯人には厳罰を与えればいいのにって思うこともしばしばあります。
しかし、「じゃあアナタが裁判員になってジャッジしてください」と言われるのはイヤです。
日本人の大多数はそんなところじゃないんですかね。
竹村健一さんは好き勝手なことが言えなくなるから国会議員にはならない、と言う話を聞いたことがあります。
それと似ているんじゃないかと。
でも、是非とも裁判員になってみたいって言う人だって沢山いるはずです。
そういう人が参加すれば良いんですよ。
「手を挙げた人、裁判員にします」では不公平になるおそれがある、と言うなら、いかなる理由でも「任命された裁判員を断れる」ようにして欲しいです。
せっかく選ばれたんだからチャレンジしたい人はするでしょうし。
テレビで見ていたら、一般の主婦の方が「子どもが小学生で、学校の行事やPTAやらで結構忙しいので裁判員になんてなれない」って言っていましたけど、この人がなれないんだったらワタシとか、普通に仕事している人はほぼみんななれないと思うんです。
だから。
「裁判員に選ばれましたが、いかがでしょう」と聞かれたときに「イヤです」と断れるシステムになっていれば良いんですよね。
もしもワタシが裁判員に任命され、断ることが出来ず、参加することになったら。
きっとどんな理由、内容があっても、犯罪者は犯罪者なんですから。その時に選択できる一番重い刑を押します。
死刑があるなら当然それです。
罪を償ってもらうのと同時に「悪いことをしたらこうなる」という見本として、日本の役に立ってもらいます。
裁判員制度って、チラシ、テレビ、ドラマ仕立てのビデオなんかもありますよね?
候補者27万数千人に封書で第一報を送ったそうですが、この印刷代、送料、手間賃等々。
いったいこの事業に税金からいくら投与したのかな?っていうところ。
ここのところを公表してもらいたいモノです。
ワタシが知らないだけで、ちゃんと全部公表されているのかも知れませんが・・・。
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