日銀短観

普段はそんなに気にしないのですが、ニュースを見ていたら「日銀短観」のことについて触れていました。

「日銀短観」っていうのなんなのか。

頭ではわかってはいるつもりでしたが、言葉で説明しにくいなぁと思い、辞書で引いてみました。

大辞林によると、『“企業短期経済観測調査”の略。日本銀行が四半期毎に調査する経済動向に関する統計速報』と。

さすが辞書。

そういうことですか。

わかりやすい解説だ。


つまり日本銀行が「最近の景気はこんな感じかなぁ」というコメントを発表するって言う事ですよね。

「景気が猛スピードで後退」

「底が見えない状況」

今回はそんな風に発表したそうな。

ちょっと前までテレビなんかでは「最近景気が上向きで」なんて言っていましたけど、地方都市の我が家にはおよそ無縁な話し。

いわゆるバブルがはじけて以降、ワタシは景気が良くなってきたかななんて感じた事もないですし、お客さまと話をしていても「世の中どの辺が“景気よくなりつつある”のか教えてくれ」という人ばかりでした。

ソンナモノは机上の空論だろうと。

そう思っていました。

でも。

それはまだ良い方で、これからさらに、さらに景気は悪くなるって言う事ですよね。

スーパーなんかもお客さまの来店を促す意味で「目玉商品」を出すと、それだけが売れ、その他は一切売れない、なんて言うのが現状のようです。


結局の所・・・

世の中すべてが「後退」するしかないんじゃないですかね。

すべての人が生活レベルをひと段階落とす、と言う事です。

みんな誰だって「もっと良い暮らしがしたい」とか「もっと美味しいものが食べたい」という目標を持って努力し、世の中は発展してきたわけです。

こうなってしまったら、それらすべてをみんながひと段階落とすしかないんじゃないかな、と。

安く頻繁に食べられていた回転寿司なんかも年に数回にする。

気軽に立ち寄っていたラーメン屋さんも「たまにの贅沢」とする。

はやりの食器洗い機を買うのは我慢し、手で洗う。

などなど。

世の中、今より「少し前の生活」に戻るしか・・・ないんじゃないかなぁ。

市場経済の縮小、とでも言いましょうか。

生活レベルを落とす。

それが出来ないから世の中みんな困っているんでしょうけどねぇ。

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