渡辺喜美氏、離党へ

大した物だと思います。

自民党を離党することが間違いなくなった渡辺喜美氏です。

「もうすぐ選挙があるのは間違いないから」と言うことで、余計なことを言わない、目立たないようにしている国会議員が多い中で、自分の主張を貫こうとする姿は尊敬に値します。

もちろん渡辺氏を見て「バカな男だ」と思っている国会議員の皆さんも多いことでしょう。

今、総選挙を行ったら自民党は総崩れで、民主党の時代が来る、などと言われています。

これだって、別に民主党が素晴らしいと思えるわけではなく、消去法で消していったら最後に残るのがたまたま民主党だった、と言うことであって、小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏が、今のニッポンを救ってくれる逸材だとはとても思えないのです。

「次代の総理には小沢一郎氏を」という声もあるみたいですが、なんとなくこの人っていつも先頭に立って色々と行うんじゃなく、横から出てきて引っかき回し、ぐちゃぐちゃになったところで自分だけその輪からフェードアウトして行ってしまう、というイメージがあるんですよね。

イメージですよ、イメージ。本当は素晴らしい政治家なのかも知れませんけど、少なくてもワタシの中ではそんな感じです。


派遣労働者の解雇問題に揺れる今日この頃でありますが、3か月とか、1年間とか、あくまで「期間限定」だったのに、いざというときの為に貯蓄もしていない人、本人には問題がなかったのか?

・・・なんて言うことを口にする国会議員さんはいませんよね。

選挙前ですし。


今は日本中が「仕事を解雇されて住むところが無くなってしまった人に愛の手を」というムードですが、これ、選挙後もこのまま行くとは思えません。

今頃になって「ワークシェアリングをしよう」なんて言う話しになっていますが、だったら議員の先生方の事務所スタッフなんかを大幅増員して、ワークシェアリングするところから始めるべきでしょう。

お仕事でご苦労されている方には申し訳ありませんが、ワタシは「みんながみんなワークシェアリングする」ことには反対です。


ワタシだって毎日勉強をし、レベルアップに励み、仕事の「質」を高められるよう日々努力をしてきたわけです。

もしワタシが今の仕事を退職したり、当社が倒産してしまったとしたら、当然翌日から仕事を探すでしょう。

そして人事部の担当者さんに対しては、「雇ってください」ではなく、「ワタシを雇えばこのぐらいの仕事をします」とアピールします。

今までの人生、そのくらいの努力はしてきたつもりですし。

仕事っていうのはそんなに甘いものではないのです。


・・・ちょっと話はそれましたが。

停滞する日本経済と「日本の政治」に風穴を開けるという意味で、今回の渡辺喜美氏の行動には大いなる「意味」があると思います。

このまま大きな仕事を行ってくれれば一番良いのですが、そうでなくても大きな「穴」を開けたような気がします。

頑張ってください。

何にも出来ませんが、気持ちだけは応援しています。


そしてその他の政治家の皆さん、教科書どおりに長いものに巻かれているばかりじゃなくて、ここらで「男気」を見せてください。

・・・無理かなぁ。

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