古本屋さんの事情

今日は仕事で古本屋さんに行きました。

「本屋」とか「古本屋」と言うところは大好きで、行ったらなかなか帰らないワタシ。

それでも今日は仕事です。

のんびり本を眺めに行ったわけではありません。


事の発端は一本の電話。

「あの・・・インターネットが繋がらなくなってしまったのを何とかしたいんですが・・・」と。

パソコンやさんには「パソコン買います」という話し以外にも、こういった修理のご依頼やアドバイスを求めるお話しが沢山来ます。

値段勝負でも大手量販店に負けない自信はあるのですが、そこはそれ。

やっぱり地元の店としては、サポート重視なのであります。


で、その「インターネットが繋がらなくなった」という古本屋さんに行ったワタシ。

その店はいわゆる「大手量販型古書店」ではなく、商店街の一角に古くから居を構え、老夫婦が営む「街の古本屋さん」でした。

お世辞にも「大量展示」ではありませんし、店内にBGMがかかっているわけでもない。

正直行って「一見さんお断り」な雰囲気がある店でしたので、地元ではないワタシはもちろん初めて入りました。


でもお客さんは慣れたモノで。

ワタシが店主とパソコンの話しをしていると、お客さんが勝手に店に入ってきて、勝手に物色して、何かしら購入して行かれます。

結構売れているんだな・・・

それがワタシの素直な感想。

ワタシがその店にいた1時間ほどの間に来店されたお客さまは、3人。

でもこの来客数で営業していけるのかな?

そう思ったのですが、パソコンを修理してみて納得。


メールで沢山の注文が入ってくるのです。

なるほど。

老夫婦が営む街の古本屋さんも、今やインターネットを駆使して「世界中からメールが来るんだよね」という時代。

そういう時代をリードするはずのワタシですが、この事実には結構驚きでした。

地域じゃない。場所じゃない。スタッフの年齢や品揃えだけではない。

商売はアイディアとチャレンジなんだな、と。

あらためて勉強させていただいた1日でした。

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