鉛筆削り

我が家には、電動鉛筆削り機があります。

コンセントに差しておいて、鉛筆を差し込むと「ゴゴゴゴ」という音と共に削ってくれる、と言うものです。

「ナショナル」って書いてあります。

初見で見ても、ものすごく古めかしいデザインです。

実はこの鉛筆削り、カミさんが小学生の時に親から買って貰ったモノだそうです。

３０年近く前の製品、と言うことでしょうか。

「物持ちがいい」という言い方もありますが、単純な構造なモノほど長持ちするモノです。

自分で売っているのに何ですが、パソコンは３０年持つかと言われたら、「無理です」と即答してしまいますし。


そんな我が家の鉛筆削り機が、ついに動かなくなってしまいました。

短い鉛筆を入れたら抜けなくなってしまったのだそうです。

どうやら鉛筆が短くなったので、セロハンテープで２本留めておいたみたいなんですね。

で、そのテープが巻いてあるとこが少々太くなってしまい、鉛筆削りの中で止まってしまった。

引っ張って抜こうにも、持つところまで中に入ってしまい、何とも抜くことが出来ません。

・・・コレは困った。


買い換えてしまえば済むことなのですが、なんでもすぐに買い換えるっていうのはエコロジーではありません。

ワタシ、すべて分解し、先程直しましたよ。

中で完全に「噛んで」しまっていたため、分解したパーツの中で、外から棒で割り、鉛筆を砕いてパラパラと取り出しました。

これで元通り。

世の中景気悪いですし、この鉛筆削りさんにはもう少し頑張って貰いましょう。