英語なんてまるで喋れないワタシ。
読むのも書くのもダメなんです。
忘れもしない。
ワタシが中学校1年生で初めて英語が「授業」として登場したあの時。
英語の先生が教室のドアを開け、入ってくるなり「ハロー」と挨拶したんですね。
それから3分くらい、先生は自己紹介を英語でしていました。
こっちは英語の「英」は「英国の英」なんて事すら知らない12、3歳ですよ。
今でこそ、「あの英語の先生は、優しく丁寧に教えてくれていたんだな」と回想できますが、当時のワタシたちには「宇宙人が喋っているかのよう」だったわけです。
それ以来、英語はまったくと言っていいほどダメ。
本気で勉強すれば喋れるようにはなると思うんですが・・・
「英語が喋れる人になる」と言うことに、それほど魅力を感じないんですね。
中学1年生のテストもできない自信があります。
でもワタシはパソコンやさん。
パソコンの機器や部品って言うのは、ほとんどが海外で設計、生産されたモノです。
プログラムを書くときなんて言うのはもちろんの事、パソコンの修理をするだけでも、付いてくるマニュアルはほとんど「英語」だったりします。
ところが不思議なモノで、英会話の「え」の字もできないワタシが、パソコンの英文マニュアルは特に苦もなく理解できるんですよね。
不思議ですなぁ。
あ、読めませんよ、まったく。
英語出来ないですもん。
読めなくても「理解できる」んですよ。
「内容はわかる」んです。
もしかして英語がペラペラの人って言うのは、「英語がしゃべれる」と言うよりも、「英語とか日本語」という言語としての枠を越えて、耳から入ってくる「音」の「内容を理解できる」というレベルのモノなのかも。
・・・しれないですなぁ。
そう考えれば、ワタシが「英文マニュアルの内容を理解できる」事が「理解できる」かなぁ、なんて。
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