昔、世の中のレコードがCDへと移り変わっていった時。
「レコードは針によって磨耗してしまうが、CDは半永久的です」というアピールがありました。
レコードって言うのは「針」を立て、その振動を音として取り出しているモノなので、何度も再生しているウチに削れてきてしまうんですね。
その点CDは直接針が触れるなんて事はない。
なにせレーザー光線を当てて、その反射時間を測定し、デジタルデータを取り出しているわけです。
直接触らない。
つまり磨耗しない。
だから壊れない。
CDってのは、そういうモノなんですね。
・・・しかし。
CDがいかに磨耗しないとは言っても、所詮はプラスチックを使っているモノとしては、長年使用しているウチにダメになるのは間違いありません。
ワタシが昔、ちょっと聞いたところでは。
「CDは10年から20年程度で読めなくなってしまう」と。
そんな話でした。
CDが世に出てからすでに20年を越えました。
久しぶりに聞いてみようかなんて言って、昔のCD再生しようとしたら、まるで動かない・・・何てことが、あるかも知れません。
CDは半永久的・・・
つまり永久ではない。
「半永久的」って、言い得て妙な表現だなぁ。
まぁ、実際はワタシも、聞けなくなったCDってヤツに出会ったことはありませんが・・・
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