京都のおみやげに、お菓子を頂きました。
「京都土産」と言うだけのもので、上品な甘さともちもち感のある、歴史と伝統を感じる、昔からの店で売られているであろう、お菓子でした。
実際にはどんな店で売られ、どんな人がつくっているのか全くわかりませんが。
何となく京都で売られている美味しい和菓子って言うと、そんなイメージじゃないですか。
味のほうもなかなかのモノでしたよ。
ワタシ、こういう「見たことのない物」を見ると、製造している場所はどこなのか、会社はどこか、原材料は何か、など。
細かなところを見てしまうんですね。
もちろん製造元は京都にある会社なのですが・・・
原材料の欄には、「トレハロース」の文字が。
トレハロース・・・
ワタシにとって「トレハロース」とは、最近やたら色んなモノに入っているって事と、確か「林原」って言う会社が良く作っているんだよな、と言うことくらいしか、知識はありません。
トレハロースって、実は何なのでしょう?
調べてみた。
すると、なかなかに興味深く、また驚くべきモノであることがわかりました。
「トレハロース」っていうのは、とはグルコースがグリコシド結合してできた、二糖の一種なんだそうです。
へぇ・・・
全然わからん。
何だか難しい化学式で表現されている、きわめて化学的な物質であると同時に、自然界の多くの動植物や微生物中にも存在しているそう。
以前は人工的につくるのに多大な手間と費用がかかったらしいのですが、1994年に岡山の「林原」という会社が、デンプンから抽出することに成功。
広く、安価に流通することになったのだそうだ。
ほら、「林原」だ。
敬称略で、スミマセンが。
ホント、幅広く流通するようになったのって最近の話なんですね。
めでたしめでたし。
・・・って。
だから「トレハロース」って、なんなの??
と、いうわけで。
Wikipediaで調べてみた。
詳しいことはそちらを見て貰うとして、簡単に言うと、
「高い保水力を持ち、食品や化粧品に使われる」。
「スクロースの約45%程度の甘味を持つ」。
のだそうです。
保水力と上品な甘味・・・
それでお菓子がもちもち、スッキリとした甘さかぁ・・・
もちろん、抜群の保水力から「化粧品」にもなります。
その他「え?、こんなに使えるの?」と言うくらい多岐にわたる用途。
なんとなんと、すごいモノだったんですね。
これからちょっと、「トレハロースが入っているかどうか」気にしながら食べてみることにしましょう。
「林原」って言う会社も、大した物ですね。
・・・実はとんでもなく、儲かってます!?
スポンサーリンク