Ｇｏｏｇｌｅ日本語入力

Ｇｏｏｇｌｅのサービスは「そこか！」と思わせるポイントを突いたものが多いんですよね。

「検索のみ」だったグーグルが、地図に手を広げたときの衝撃は忘れられません。

その後もあれよあれよとサービスを広げてきているわけですが・・・

最近驚いたのは、何といっても「Ｇｏｏｇｌｅ日本語入力」です。

いわゆる「ＩＭＥ」でよね。

「ここ？、ここに挑戦するの？？」というのが、ワタシの初感。

だってＷｉｎｄｏｗｓパソコンを購入すれば、無料でＭＳ－ＩＭＥが付いてくるじゃないですか。

普通に利用するには、これで十分なのです。

入力、変換、精度に不満があるんだったら、ＡＴＯＫを選びましょう。

ＡＴＯＫで不満があるくらいなら・・・日本語入力は出来ません。

今やＡＴＯＫは、そのレベルを実現していると思います。


で、Ｇｏｏｇｌｅ。

そんなＡＴＯＫとＩＭＥが「独占」している市場に殴り込みです。

しかも「無料ダウンロード」です。

Ｗｅｂ専業会社であるという強みを生かし、先読み機能や語彙をどんどん充実させることで、他社の脇をすり抜けようとしています。

さっそくちょっと使ってみましたが・・・

正直いって、まだまだＡＴＯＫの足元にも及ばないのが現実です。

よくぞこんな分野に手を出したものだ・・・

と、思いました。

が。


Ｇｏｏｇｌｅは今までもそういわれながら、その卓越した技術力と「無料」を武器に、市場を制覇していったのです。

既にＷｅｂブラウザで使用できる表計算やワープロソフトを発表しているＧｏｏｇｌｅ。

ＯＳまで開発しているＧｏｏｇｌｅ。

ああ、なるほど。

ＯＳがあって、アプリがあるわけですから、ここでＩＭＥ開発に乗り出すと言うことは自然なことなのかも知れません。

しかし・・・

ＡＴＯＫの壁は厚い・・・と。

そう思うんですけどねぇ。


あ、ＡＴＯＫの開発元、ジャストシステムごと買っちゃったりして・・・