コミュニティ

えーと・・・

昨日のブログにも書いたのですが。

先日7月31日。

パソコンスクールのコース、ひとつが終わりました。

実に、300時間もの長丁場。

ワタシも今までに数限りなくパソコンスクールを行なってきましたが、さすがに300時間もの講座は初体験。

しかもカリキュラムの作成も一手に引き受けたので・・・正直、始まる前はまったく先が見えないトンネルにさしかかった気分でした。

実際始まってみても、これがまぁ、手探りの連続と言いますか、なんと言いますか。

「さて、今日はどんな内容の講座を行なうか」というのは、なんと当日の朝考えていたりするのです。

事前に300時間分の資料をそろえておきたかったのですが、ワタシはパソコンスクール以外にも沢山の仕事をしていますので・・・それもママならず。

正直、どうなるんだ、コレ?

の、オンパレードでした。

しかし。

受講される皆様方は、パソコンの知識を吸収しようと、どん欲に、途中サボりもせず、毎日きちんと「出勤」なされていました。

ワタシもそれに答える形で、手を抜かず、頭をつかい、少しでも「デキル人」になっていただこうと、教科書通りだけではない、パソコンにまつわる数々のエピソードや、歴史、裏話など、駆使していきました。

中でもワタシがパソコンスクールを行なう場合の、勝手に決めているコンセプトがあるんですね。

それは。

「コミュニティであれ」ということです。

会社には話していませんので、大きな声では言えないのですが・・・

最後に皆さんの感想を聞いた時、「勉強になりました」とか「役に立ちました」と言っていただけるのは、当然だと考えています。

そのくらい、こちらも頑張って説明しているつもりだからです。

しかし、「勉強になった」と同時に、「楽しかったよ」と言っていただきたい。

「楽しく」、「周りの席の人たちと親しく」なり、「切磋琢磨」したり、お互いが得意分野を教えあって、補ったり。

ひとりひとりが頑張るのは当然としても、「みんなで」高いところを目指してほしかったのです。


え?、勝手に受講生同士が教えあえばアンタは楽でしょ?、って??

・・・まぁそれも否定はしませんが。

ひとりが100%勉強しても、結局は1にしかならないのです。

ところが、同じ一つの目標を持った同士が切磋琢磨することで、120%の力を発揮していただける。

少なくてもワタシはそう信じています。


そんなわけで。

簡単に言うと、受講生の方々には、ワタシ抜きでもお互いに交流を持っていただける仲になっていただきたい。

そう、長期に渡るパソコンスクールでは、頭ごなしに「教える」ところではない。

よりよい空間を創造する「コミュニティ」でありたい。

そんな結論が落としどころになれば、良いなぁ・・・と。

みんながお互い「頑張る!」という雰囲気の空間を創造したいなぁ、と。

実はコレ、始まる前に想定した結論。


うちの会社、みんな真面目なので、余計なことを言うと「いや、真面目に淡々と教えた方が良いんじゃないのか?」という意見も出かねないので、最初からそう考えていたことは、誰にも言いませんでした。

今回300時間を受講していただいた16名の方々は、それぞれみんなが、新しいステージに向け、卒業されていきました。

ワタシが話した沢山の沢山の「知識」から「無駄」な事までが、皆さんの人生において、たとえ1ミリでもお役に立てたなら、コレはもう至福の極みであります。


これからはそれぞれ、みんな自分の目指した道を進んでください。

人生の「IF」は、沢山の「ネスト」を抱えているモノです。

しかし、必ず最後には「カッコ閉じ」で終結するモノ。

世の中、何とかなるのです。

「キミに、幸あれ!」です。


毎日お会いしていた皆さんにお会いできないのは、いささか寂しくもありますが・・・

このブログは毎日更新しておりますので、ワタシの近況はこちらをご覧ください。

それでは、またいつか、どこかで。

ワタシがスーパーでジャムパンを買っている姿を目撃したら、お気軽に声をかけてくださいね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)