「あかつき」におもう

金星探査に向かったニッポンの「あかつき」。

残念ながら失敗してしまいましたね。

コレであきらめず、また次回頑張ってもらいたいモノです。

「失敗は成功の元」と言いますしね。


今回の「あかつき」には、打ち上げ費用まで含めると250億円もの費用が投じられているとか。

日本国民がおよそ1億2000万人だとすると・・・1人当たり200円くらいですか。

うちは6人家族ですから、我が家の税金の中から1200円くらいが、金星に打ち上げられ、パーになってしまった・・・訳です。

それだけ考えると「なんだそりゃ」なのですが・・・

こういう「新しい挑戦」や「世界に先駆けた技術」には、投資をするべきだと思います。

ケチっちゃいけません。

ロケットだって、衛星だって、スーパーコンピュータだって、いるんです。

2番じゃダメなんです。

2番じゃ1番の国に仕事をとられるんです。


そもそもロケットを打ち上げるとか、車で行けないような距離にあるものを電波でコントロールするなんて言うのが、どれほど難しいモノか・・・

ラジコンのヘリコプターや飛行機だってめちゃくちゃ操縦しにくいってのに、肉眼で見えない場所まで飛ばしたモノを遠隔操作する・・・

そんな事できたら、奇跡です。

それでも、挑戦をするべきです。

「JAXA」こと、独立行政法人宇宙航空研究開発機構の皆さんって言うのは、ワタシが逆立ちしたってかなわないような頭脳集団なんだと思います。

JAXAに所属しているだけで、スゴイ事だと思います。

正直、仲間に入れて欲しいくらいです。

そんな人たちが努力に努力を重ねたのに、「あかつき」はうまくいかなかった・・・

ま、それだけ難しいんですよ。


こんなお金ばっかりかかって、無事金星の探査ができたところで景気が良くなるわけでもないってのに、何で国はこんな事をしているのか??

「まったくもって、無駄だ!」・・・と、いう声も聞こえます。

まぁ、それも一理あるとは思いますが・・・

それでも。

「新しい事にチャレンジ」したり、「夢を追いかける」事ができなくなってしまったら、この国はつまらない事になってしまいます。

失敗は成功の元。

JAXAのみなさん、今回の問題で懲りず、まだまだ頑張ってください。


・・・でも「失敗は失敗」ですからね。

250億円がパーだって事実は変わらないんです。

「250円置く」じゃないんですよ。

「250億円」です。

JAXA職員全員ボーナス自主返納するくらいの危機感と気概を持って、また次に取り組んで欲しいな、と。

6年後の再チャレンジもガンバレ!!

切に願うのでありました。

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