理由はどうあれカンニングはいけません

大学受験で問題をYahoo知恵袋に投稿した少年が逮捕されましたね。

最初に言っておきますが。

「理由はどうあれカンニングはいけません」

それ、基本。

で、ワタシの感想は・・・

「バカだなぁ」と「ちょっとかわいそうだなぁ」の両方です。

少年がカンニングをしたって事でしょう?

それがバレたって事でしょう?

連日ワイドショーなどが特集したり、警察も物々しく動いたり・・・

ちょっと大がかりすぎませんか?

そりゃあこの少年は100%悪いですけど、試験中に携帯電話で問題をYahoo知恵袋に投稿し、お礼まで書き込んでいた事に気がつかなかった学校側、試験官って言うのはまったく悪くないって事ですかね?

この「試験体制」が批判されたりとか、「試験官はその時どうだったのか」なんて言う話スルーされ、新聞でも何でも報道の大半は「携帯電話が悪い」とか「インターネット把握だ」とか、「この少年はとんでもない事をした」という論調。

なんだか鬼の首を取ったような勢いに、見ているこっちは少し辟易です。

まぁそういえば「新聞」や「テレビ」はインターネットにシェアを食われているわけで。

インターネットを褒め称えるなんてしたくないのはよくわかるのですが・・・


とどのつまり。

これ、Yahoo知恵袋に投稿しちゃったからバレたわけですよね?

それならもしかして、携帯電話で検索するだけだったらバレなかったって事じゃないですか。

例えば歴史が苦手だという人は、年表のサイトをブックマークしておいて、試験中にインターネットに見ながら解答するとか。

数学の数式をどうしても覚えられない人は、数式が沢山紹介されているサイトを事前に用意しておいて、見ればいい。

今はスマートフォンの時代ですから、事前に辞書的なモノを用意しておけば、例え試験会場が妨害電波を出してネットワーク接続ができなくなっていたとしても、有能な「辞書」として機能してしまいます。

そう考えたら・・・

「投稿した」んじゃなくて、単純に試験中に「インターネットで調べて答えてしまいました」って言う人は、バレてないだけで無数にいるんじゃないかなぁ、と。

だって試験官は試験中気がつかなかったわけでしょ?

今回の事件をみて、「カンニングした本人」も悪いけど、「試験会場や管理が悪い」と・・・

なんかこの「鬼の首を取った騒動」。

そんな会場運営の不備を隠すべく、顔に泥を塗られた人たちがカッとなって騒いでいるんじゃないかなぁと。

それに普段インターネットにシェアを奪われているメディアが載ったんじゃないのかなぁ、と。

ワタシはそう思ったりしました。

あ、そうそう。

この件で思いっきり得をした人もいますよね。

誰かって?

もちろん「Yahoo知恵袋」です。

こういうサービスを行っていますって言う事を、毎日全国のテレビや新聞で告知してくれているんですから。

Yahoo知恵袋は今頃笑いが止まらないんじゃないですかねぇ・・・

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