昨日の話の続きです。
正直言って、今「ブログを書こうかな」とパソコンの前に向かって初めて、「あ、昨日「明日に続く」って書いたんだ」という事を思い出しました。
・・・で。
ワタシはラジオが大好きなわけです。
ラジオ大好きなワタシにとって、IPで流れる「ラジコ」って言うのは、通常にラジオで聞いている番組がそのままクリアな音声で流れるって言うだけで、もう画期的なのであります。
今までにも「インターネット放送」とか「インターネットラジオ」というモノはありました。
もちろん、ニッポン放送やTBSラジオなど、新しい事に意欲的に取り組んでいる局などは、インターネットを利用した生放送を行ったり、積極的にポッドキャスト配信や携帯電話などへの配信に力を入れていました。
しかし、それらはみんな「横の広がり」だと思うんですよね。
バリエーションが増えるって言うヤツ。
新聞で言うと、今まで無かった「子供欄」ができたり「地方欄が充実」したりと、記事の幅が増えるのと似ています。
しかしラジコは違います。
ラジコは単純に、今までラジオで聞いていたモノがそのままクリアな音質で流れるのです。
いうなれば、それだけです。
たったそれだけ。
しかしこの「そのまま」という事が、どれだけスゴイ事か・・・
インターネットのポッドキャストだって、音楽は流れないんですよ。
権利関係の問題が解決していないから。
CMだって流れない。
そういう契約じゃないから。
ラジコは「ラジオ」なんです。
先のように新聞に例えると、新しい記事が生え、記事の幅が広がるのではなく、今までの新聞に印刷された記事が鮮明に、はっきり読みやすくなったという事です。
だからいいんです。
で。
オーディオメーカーのオンキヨーが今度発売するAVアンプが、なんとこのラジコに対応しているんですよね。
つまりコンポにLANケーブルをつなぐと、残音のない鮮明なラジオが聴けるというわけ。
これは・・・夢を見ているのか!?
人類創世からみんなが望んでいた「雑音のないラジオ」。
・・・大げさですね。
まぁとにかく、こういう音響機器が発売されるという事は、他社もきっと追随するでしょう。
今回のモノはカスタムインストール向けのアンプなので、ワタシにはとても手が出ないような価格なのですが・・・
「前例」ができた以上、これからもっとラインナップが増えるに違いありません。
パソコンや携帯電話などを使わず、夜中のラジオ番組がラジコによってクリアに、雑音まったくなしに自動的に録音され、朝起きたらUSBメモリに勝手に保存されているような時代は、もうすぐそこまで来ています。
スポンサーリンク