東北地方太平洋沖地震!

起こるべくして起きてしまったのかも知れませんが、テレビで倒壊する家や津波にさらわれる家屋を見るのは心苦しいモノですし、痛ましいですし、目をそらしたくなる景色であります。

それなのに、今後どうなるのか気になり、テレビから目を離せない。

そんな状況であります。

日本政府は喧喧諤諤で、野党と与党が足の引っ張り合いをして、ぼろぼろの状態でした・・・が。

そんな事を言っていられる場合ではありません。

まだまだこの先どうなるのか、皆目見当が付きません。


あくまで、ここに書いているのは3月11日、22時です。

福島県の原発では、放射線物質漏れの可能性もあるという事で、周辺住民に避難勧告が出た、そうです。

「これまでの所、外部への影響は確認されておりません」という事なのですが、確認できていないから安心、とはとても思えません。

現時点の情報では数十人の方々が亡くなられたという事なのですが、もはやどこでどんな災害が起きているのか、テレビをずっと見ていてもまるで全域を把握できないような規模と、同時多発テロのように、まとめてあちこちで色んなことが起きています。

もうみていて胸が痛いです。


昨今のメッチャクチャな日本に追い打ちをかけるような一発です。

統一地方選挙もと知事選挙も後回しで良いですから、とにかくこの問題が落ち着くまで、みんなで一致団結して立ち上がるしかありません。

東京の方々は電車が動かず、バスやタクシーも道路が大渋滞であまり役に立たず、歩いて帰宅する事を余儀なくされている人が沢山いらっしゃるようです。

車は動いているモノの、都内はどこでも時速2キロや3キロだそう。

ワタシなんて田舎モノですから、景色を見れば「こっちに行く」というのは何となく把握できるのですが、東京の人って言うのは「○○駅の△△をでて、あっちへ歩く」という覚え方をしている人が多いようで、電車を使わないで職場から家まで歩けないって言う人が、意外と沢山いると聞いた事があります。

今は携帯電話でGPSやマップ機能もありますが、それらは携帯がちゃんと機能している場合の話。

あれだけの人数が一斉にアクセスしたとき、果たしてちゃんと動作しているのでしょうか・・・。


ワタシは今日の地震発生時、小学校にいました。

職員室でシステムのメンテナンスをしているとき、地震が起きました。

まず、P波がかなり大きく来ました。

こりゃ大きい!?

そう思うのもつかの間、すぐにS波が「ドン!」ときました。

正確には「ドドドドドトーンンンン」という感じで、「ゆっさゆっさ」という大きな揺れが長時間続きました。

小学校ですし、そんなに古い建物ではなかったので倒壊するとは思っていませんでしたが、職員室は騒然。

すぐに避難放送をいれる先生方。

そこで停電。

パソコンはすべておちる。

ワタシが見ていたサーバー機だけは無停電電源装置につながっているので、停電後も少しだけ稼働が続き、その後シャットダウン。

児童のみんなは校庭に集合。

学校の向かいにある家では、瓦屋根が落ちていました。

街中が停電。

信号も動かず。


児童が全員帰るまで、ワタシともうひとりも学校に待機していたのですが、このまま待っていても電気が通る様相がなかったので、帰社する事に。

ワタシ、自宅にも連絡が取れず、だったので。

会社に戻った17時30分で、今日は退社。

幸い家族、親戚はみんな無事。

皿が割れたり、棚が倒れたりという程度は、ご愛敬です。

この程度ですんでいる事は、幸せです。


死者の数は数十人と言われていますが・・・

正直、現状を見る限り、ゼロ2桁くらい違うような気がします。

ひとりでも多くの人が助かるように。

助かってもこのショックで絶望感に強いなめられる方ができるだけいないよう。

何にもできませんが、とにかく応援します。

今回のトラブルで、きっと明日はインターネットやパソコンが動かないという人が沢山でるでしょう。

色々と対処もありますし、スケジュールも埋まっているので。

ワタシは明日も出社します。

とにかく、とにかく。

生きているだけで丸もうけ。

ひとりでも多くの人が無事であるよう、心から祈ります・・・はい。

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