情報錯綜

大地震から数日が経ち、徐々に全貌が見えてきました。

行方不明者だけで２００００人とも。

２０００人以上の亡くなられた方や、安否不明者やら合わせると、本当に３００００人超というのも冗談ではなくなってきました。

運良く助かった方々も、２０００カ所を超える避難所に４５００００人以上いらっしゃるそうです。

正直、数字が大きすぎて、よくわかりません。

今のワタシの心配。

もちろん被災者の方の生活や安否が心配なのは筆頭なのですが、それ以外に、被災の事ばかり放送しているテレビをずっと見ていて、ノイローゼになる人もいるのではないか。なんて。

あと、原発。

怖いですねぇ・・・

安全神話の崩壊とか、管理がずさんとか、情報が遅いとか、そもそもなんであの場所に、などなど。

色んな批判も出ていますが、そういうことは今に始まったわけではありません。

なるべくして成ったのかも知れませんし、想定外かも知れない。

そういう検証はすべて後回し。

とりあえず「今」を何とかしなければ。

コレはもう、祈る事しかできないですからね。

近所のお稲荷さんとお地蔵様に、お祈りしたいと思います。

あ、うちの神棚と、地元の神社にも祈りたいと思います。

ワタシが祈れるのはそれくらいなぁ。

とりあえず言いたい事は山ほどあるのですが、なかなか書いている時間がありません。


あ、じゃあ最後にひとつだけ。

毎日テレビ、ラジオ、インターネットで情報を見ていると、やきもきすると言うか、もやもやすると言うか。

どうにもスッキリしないというか・・・イライラというのはまた違うのですが、仕事でも何でも、がっつり真剣に手に付かないというか・・・

そんな気持ちです。

以前にもこういう日々を送った事があったなぁ・・・

何だったかなぁ・・・と。

考えてみたらですね。

アメリカの同時多発テロ。

世界貿易センタービルにハイジャックされた旅客機が激突するところを生中継で見ていたとき。

そして阪神大震災。

早朝、枕元に置いておいたラジオから、パーソナリティの「詳しい事はまだわかりませんが、関西で大きな地震があったようです」という第一報。

この２つは圧倒的なショックとして印象深いのですが、今回また新たな１ページが加わってしまったような気がします。


とにかくとにかく。

従事する方々、皆さん頑張ってください。

応援するしかできませんが、心から応援しています。