今回の大災害で、テレビ各局はもちろんのこと、ラジオもほとんど全てが特別放送となりました。
CMを入れない報道特番ですから、キー局はもちろん地方局は経営を圧迫しかねない事態ですが・・・
これでも、放送局という「公共に近い」モノとしての使命、とでも言うのでしょうか。
全局で同じ内容を追いかけなくても良いのでは?、とも思いましたが、それでも各局、それぞれ頑張っていらっしゃいました。
ワタシは普段、テレビを見ているよりもラジオを聞いている方が多い人。
今回はこのラジオも報道特番です。
そういえば、阪神大震災があった時、第一報を聞いたのもラジオでした。
「関西で大きな地震があった模様です。詳細はまだまったくわかりませんが、かなり大きな被害が出ている模様です」といった内容だったと思います。
阪神大震災の時には、それこそ史上最大の災害だと思ったモノですが・・・
悲しいことに、どうやら今回の東日本大震災はそれ以上の、いや、それよりも遙かに「以上の以上の」事態になっているようです。
震災から2週間がたち、まだまだ手つかずのところも多々あるようですが、今まで「災害地」と呼ばれていたところも、これからは「復興の地」と呼ばれていくはずです。
まぁ原子力発電所の周辺については、我々市民の努力では如何ともしがたいところですので・・・東京電力を始め、現場に入っていらっしゃる方々を応援することしかできません。とにかく気をつけてください。そして頑張っていただければ幸いです・・・無理しないで。
ここ何日か、ラジオも通常放送に戻ってきました。
いつもの時間に、いつもの声が響きます。
もちろんこんな時代ですから、少しだけテイストは違う放送になってはいるモノの・・・
いつもの声が、いつものように聞こえるだけで、心が和むと言いますか。
落ち着くと言いますか。
みんなそう思うようで、「いつもの声が聞こえてほっとしました」というメールが殺到しているそうです。
やっぱりラジオは素敵なパーソナルメディアなんですね。
全てが少しずつでもよいほうこうに向かっているものと信じて・・・
できることから、みんなで頑張りましょう。
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