2011年5月13日、電波時計が復活しました。
電波時計とは、言わずと知れた「くるわない時計」のこと。
正確に言うと「自動的に正しい時間に微調整してくれる時計」のことです。
なんで調整してくれるのかというと、きちんとした時間を電波で送ってくれているからです。
その電波をキャッチし、1秒もくるわない調整をしてくれる時計。
それが「電波時計」です。
電波時計の調整をする「電波」を発信しているのは、全国にたった2カ所。
そのうちのひとつ、東日本全域を網羅する送信所が「おおたかどや山標準電波送信所」。
ここが最近まで、止まっていたんですね。
何で止まっていたのかというと・・・
「福島第一原子力発電所」のすぐ近くにあったから。
ま、震災の影響です。
3月12日から電波が止まり、修理をしようにも原発問題で近づけず・・・という状況だったそうです。
で、決死隊の皆さんが尽力のおかげで、4月21日には復活したのですが・・・
4月25日に落雷が落ちて、また停止。
電波時計、電波がなければただの時計なり・・・
というわけで。
5月13日、再び復旧し、暫定的ではあるモノの、送信を開始してくれたのだそうです。
以前ここを修復している人たちの姿をテレビで放送していたのですが、原発で作業している人と同様、白い服を着て決死の覚悟で現地入りしていましたよ。
現場の人たちは、いつも真剣。
おかげさまで我が家の電波時計も、コレで復活できそう。
感謝、感謝です。
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