福島のお米、安全宣言

福島第一原発から200キロも離れた、横浜で「放射性ストロンチウム」が検出されたそうです。

コレはもう、とんでもない話だと思うんですけど・・・

それは置いておくとして。

本日はそれに匹敵する「とんでもない話」をひとつ。


福島県で、お米の安全宣言が出されました。

県内1174地点すべてで、放射性セシウムの暫定規制値、1キロ当たり500ベクレルを下回ったそうです。

正直言うと500ベクレルだって決して低いとは思わないのですが、国の「暫定」規制値ですからね。

もちろん避難地域は作付けの制限が行われていますから、出荷はその他の地域と言うことになりますが。

それでも、復興への第1歩としては、とても嬉しいニュースです・・・が。

うーん、ちょっと速かったんじゃないのかなぁ、と。

そう思うわけであります。


つまりですね。

もし「問題ありません」という結果が、100%問題ないことなのだとしても。

福島のお米は大丈夫なのか?、と。

疑ってかかる人が多いと思うんですよ。

「大丈夫なのかも知れませんけど・・・ワタシは買いません」という声が沢山聞かれてしまうのではないか、と。

そうなると、農業を営む人は結局お米を買いたたかれるか、出荷できないか。

国は問題ないと行っているわけですから、国が責任を持って買い取ってくれるわけでもないのでしょうし。

まぁそういう事態になってしまうのではないか、と。


だったら初めから、「測定結果出荷するには問題ない数値だが、今年は大事を取って出荷しない」という方向もアリなんじゃないかな。

もちろん、その場合「出荷できなかった米」は東京電力さんに購入していただくわけですが。

買いたたかれ、その上、風評被害を被るんだったら、とりあえず今年だけでもそうした方が救われるんじゃないのかなぁ、と。

そんなことを考えてみました。


何で突然そんなことを考えたのかというと。

我が家は福島ではありませんが、割と近県に住んでいますので・・・

なんとなく、自分の家の庭で作る野菜なんかも、食べたいと思えない今日この頃な訳です。

いや、ウチの周辺は問題ないんですよ。

でも横浜や静岡にも影響が出ているというと、ウチなんかもっともっと近いですしねぇ。

いやはや、難しい問題です。

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