文庫本

文庫本の文字の大きさは、おおよそ8ポイントであると聞いたことがあります。

その文字に振るふりがな、すなわち「ルビ」は、その4分の1となる4ポイントだ、と。

ああ、大体そんなモノだろうなぁ、と思ったんですけど・・・

何だか最近の本って、字が大きくなっていませんか?

新書やハードカバーはもちろんのこと、文庫本ですら字が大きく、そして行間が空いたような気がします。

いわゆる「ケータイ小説」と言われるモノは、内容は短くても1冊の本として仕上げてちゃんと「読み終わる」という「読後感」を出しています。

つまりちょっと厚い紙を使って行間を大きく取り、内容が少なくても「厚い本」としての想定を行うことを、心がけているとか何とか。

まぁそんな話を聞きました。

そんなモンかなぁ、と思っていたのですが・・・


そう言われてみれば、最近は新聞も大きいですよね、活字。

タンスの裏から出てきたような、古い古い新聞を手に取ってみると、あまりにも字が小さくて驚くことがあります。

活字を読み人ってのが、だんだんと年齢層があがってきたって事かな??

司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」なんかでも、新しく発行されたモノは字が大きいんですよね。

多少ですけど。

確かに、文庫本の字が大きめなのは読みやすくて嬉しいんですけど・・・

ブックオフに行くと、字の大きなモノは300円なのに、同じ本でも字の小さな昔の装丁は100円コーナーだったりします。

うーん、字の大きさだけで値段が違うか・・・

100円・・・を、選んじゃうかもなぁ、ワタシは。

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