300時間走破

パソコンスクールの先生もしているワタシです。

現在担当していたのは、300時間に及ぶ「超ロング」なパソコンスクールで、それこそ電源の入れ方からワート、エクセル、パワーポイントの基礎から難しいところまで行なったり、インターネットの活用から、パソコンの基礎知識に付いてまで、じっくりと時間をかけて、ていねいに説明していったつもりです。

3か月にわたる300時間という気の遠くなるような講座が、本日終了しました。

ちゃんといつかは終わるモノなんですよね。

ビックリです。


これ、他の店舗でも同時に行っているのですが、教科によって数人で担当を変える方式が一般的。

ただ、今回ウチは色々ありまして、ワタシの所はほとんど全部をひとりで担当させてもらいました。

実は「半分だけ行ってくれ」と言われるよりも、「全部任せるから好きに行ってくれ」と行ってもらえる方がありがたいのです。

例えば2人で半分だとすると、進捗状況を報告しあったり、重複しないように調整したりと、色々と面倒です。

また、講師によって多少教え方が違ったり、講師自体のレベルが統一されるかどうかという問題もあります。

まぁそんな訳で。

ちょこちょこ変わるくらいだったら、思い切って「丸投げ」してもらった方が、色々と楽なんですよ。

「楽なんです」とは言っても、1日5時間の講座を月に20回の100時間。

3か月で300時間。

コレがまぁ、大変と言えば、大変であります。


プリントでも配って黙々と行ってもらうとか。

ビデオでも見てもらって自習してもらうとか。

楽をしようと思えば色々と方法はあるのですが・・・

ウチが取るスタイルは「先生が前で教える」という、とってもオーソドックスな「授業」です。

これ、受講生にとってはいいと思うのですが、こっちは大変でして。

恥ずかしながら内幕をお話しすると。

全方向見ながら、進捗状況を気にしながら、飽きないように右に左に話を振りつつ、全員を先導していきます。

人間、色んな人がいるモノで。

例えば「ぽん」とたたいても平気な人がいたり。

「ぼん」とたたいても平気な人がいたり。

「軽く触れるだけ」にしておいた方がいい人もいたり。

「あちらから声をかけてくるまで」こちらからは何もしない方がいい場合があったり。

あ、もちろん本当にたたくわけではありません。

「たたく」というのは比喩ですよ。


とにかく、手を替え品を替え、旬の話題をとれ入れ、絶えず風景が変わる列車の車窓を見ていただくように、目的地に向けて疾走してきたつもりです。

客車に乗っていた皆さん、いかがだったでしょうか。

ワタシから見ると、今回参加していただいた方は全員頑張っておられました。

「説明しにくいなぁ」とか、「ちょっとなぁ」という思いはまったくせず、ひとりひとり、全員前向きで一所懸命な方たちで良かったなぁ、と。

そう思っています。


皆さんが前向きだったら、ワタシも頑張って走りきった感じです。

300時間もの長丁場ではありましたが、最後までおつきあいいただきありがとうございました。

この時間は、皆さんにとって貴重な財産になるに違いありません・・・と、信じています。

もし皆さんが少しでも「勉強できて良かったなぁ」と思っていただけたなら、それでOKです。ワタシも頑張って甲斐があります。


既に来週からは、年末にかけて公共の場所に関する大型の搬入が多数控えており、12月はそっちに取りかかりきりになりそうです。

ここで出会ったのも何かの縁ですから。

どこかであったら、お気軽に声をかけてください。

また、このブログは「飽きない限り」毎日書こうとはしておりますので、お暇な特に一瞥いただければ幸いです。


重ね重ね、長丁場、大変お疲れ様でした。

ワタシ、会社の帰りにひとりで「300時間完走のお祝い」をしようと、ディナーしてしまいました。

吉野家ですけどね。

でもトッピングつけましたよ、トッピング。

いいんです。

高級ステーキよりも、吉野家の牛丼。

好きなんですから。

これがワタシの明日への活力。

それではみなさん、それぞれの道、頑張ってください。

またいつか、どこかでお会いしましょう。


・・・はてさて、誰かコレ、読んでるかな??

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