粉ミルクからセシウム検出

いやはや、やっぱりそう来たかというニュースでしたね。

明治の粉ミルクから、1キログラムあたり30ベクレル程度のセシウムが検出された、ですって。

もう・・・ウチのパソコン、「セシウム」も「ベクレル」も普通に誤変換なく変換できますモンね。それだけこういう用語が一般的になってしまったと言うことが・・・悲しい話です。


さて。

放射線は大人より子供に多くの影響がある・・・というのは、周知の事実です。

粉ミルクから検出されたという事実は、「やっぱり!」というのと「ホントか!?」という気持ちが混じります。

「信じたくない」けど「そうなると思ったよ」とでも言いましょうか。

明治さんは「乾燥する際に使用していた熱風に一部放射性物質が混入していたと見られる・・・」と言っているそうですが・・・

ホントか!!????

・・・と、言いたい。

疑惑の視線・・・

本当だとしても、まったく信じられません。

「牛乳自体が高い放射性物質を含んでいたんじゃないのか??」と、考えたくなるのが普通。

だって牛乳って、検査していても数値を絶対公表しないじゃないですか。

原発が爆発した日に畑に置いておいた藁を食べた牛の肉が食べられないほど汚染されるんですよね??

外で飼っていた牛が出す牛乳がまったく問題ないはずはない。そう考えるのが普通でしょう。

測定しても数値を公表しない牛乳を加工して作る粉ミルクは安心です・・・などと、思えるはずもなく。

事実、今回のように混入していることが数値として表れてしまっているわけです。

「国が定める粉ミルクの暫定基準値が、1キログラム当たり200ベクレルだということで、今回は30ベクレルだから、まぁ安心だよ!」・・・と、国は言っているようですが。

WHOが定める水道の規制値は、たしか1リットルあたり1ベクレルでしたよね?

アメリカの規制値は0.11ベクレルでした。

まぁもちろん濃縮の関係で水と粉ミルクを一緒にするわけにはいきませんが・・・

何だか恐ろしい数値です。

日本の基準なんて、結局未だに「暫定」ですしね。

今の「暫定200ミリ」が「2ミリ」くらいで決定したりして。

そのくらい言いたくなるくらい、恐ろしい話です。


明治さん、そして粉ミルクを製造する他の業者さん。

今回は正直に公表されましたが、今までにもちゃんと測定はしていたのでしょうから、国の暫定基準値を超えていたとか、いないとかっていうのは2の次にして。

震災以降の数値を全部公表しましょうよ。

今までは問題なかったのに、今回だけ高濃度なんだというのなら、すべての数値を公開してください。

これ、このままじゃ明治の粉ミルク、誰も買いませんぜ??

明治の粉ミルクが生き残るのには、それしかないと。

ワタシはそう思うのですが。


まぁとにかく。

世の中みんなが大変なのは重々、重々、重々承知はしているのですが・・・

周りを疑って生活するのは疲れますよ。

みんな、もっと正直になろうよ。

・・・と、言いたい。


今回の粉ミルクニュースを見ていて、4人の子を持つパパとして、そんな感想を持ちました。

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