焼きおにぎり

朝、カミさんがおにぎりを作ってくれました。

お弁当ってヤツです。

シンプルなおにぎりが２個、です。

具は何もなく、のりも巻いていない。

いわゆる「塩むすび」ってヤツ。

手抜きではなく、今日のおかずはスーパーで用立てようとしていたので、これでリクエスト通りです。

ところが。

ちょっとした手違いにより、昼食は別のものを食べることになってしまいました。

「昼食」を「食べる」のに「なってしまった」という表現はまずかったかな・・・と思いましたが、許してください。

えーと、つまり。

おにぎりが余ってしまったんです。


帰宅して。

カミさんが夕食を作ってくれました。

めずらしい・・・

いや、ありがたい。


で、ちゃんと残さず食べまして。

すべて無くなったとき。

あ、昼飯用のおにぎりがそっくりそのままだ！、ということに気がついたわけです。


今からおにぎりを食べようとは思わないので、どうしたモノか・・・と考えた挙げ句。

焼きおにぎりにすることにしました。

焼いておけば、明日の朝にでも誰かが食べるでしょう。

ワタシが食べるかも知れませんし。

しかしただ焼くだけでは面白くない。

なにか工夫は無いか・・・と、考えた挙げ句。

おにぎりを３枚におろすことにしました。

ホント、魚のように、縦に包丁を入れ、３枚に分けました。

冷え切って堅くなってしまったおにぎりだから、出来るワザです。

要は正面から見ると普通のおにぎりですが、側面は１センチもない、うすーいおにぎりになったわけです。

これを、オーブンで焼いて。

醤油を付けて。

一部にはバターなんか塗って。

かりっと仕上げてみました。

うーん、うまい。

やっぱり焼きおにぎりは美味しいですね。

特に醤油とバターの取り合わせって、世界最強だと思うんです。

次はまた別の味で作ってみたいですね。

昔「塩味の焼きおにぎり」を作って失敗したことがあるので、今度は「味噌焼きおにぎり」か、少し甘めに味付けし、だし醤油か何かで作ってみても良いかなぁ、なんて。

そんなことを思いながら、おやつ感覚で「ぱりぱり」焼きおにぎりを食べてしまったのでした。

夕飯食べたばかりだったんですが・・・