政治が大騒ぎ、ですね。
「消費税増税」を可決する。
世の中は大反対。
国会議員の中でも「反対」という人は多く、ましてや民主党員でも「反対反対」と言い続ける人が、いっぱいいます。
まぁ景気悪いですしね。
収入が少な~いのに、これ以上「とられる」ものが増えるとは何事か、と。
内心「増税はやむなし」と認識はしていても、この不景気のどん底で増税される事に怒りを覚える国民が多数を占める、といった状況でしょうか。
ワタシ?
ワタシはもちろん、これ以上税金などの「徴収」が増えたら、我が家はやっていけないですよ。
しかし、消費税の増税に反対ですか?、と聞かれると・・・
意外と「反対ではない」なんですね。
所得税とか市民税って言うのは、否応なしに徴収されてしまいますが、消費税を払いたくなかったら「ものを買わなければいい」訳です。
考えようによっては、とっても公平な税金のような気がします。
ワタシなんて、もう必要最小限の買い物しかしませんので、強制的に毎月どんどん取られる税金よりも、消費税の方が良いなぁ、と思う事もあります。
そんな事を言うと、同じ額を負担する消費税だと、「収入の中から消費税として払う割合」が、金持ちは少なく、ワタシのようなビンボー人は多い。
コレこそ「不公平だ」と。
そういう声は、良く耳にします。
でも、結局金持ちは「回らない寿司」とか「時価のウナギ」だったりを食べるわけですよ。
ワタシは「回転寿司」や「すき家の鰻重」で満足です。
車でも、バッグでも。
金持ちの買い物は、いちいち良いものを買う傾向にありますので、払う額も多いんじゃないかと。
まぁ金持ちになった事がないから、よく解らないんですけどね。
消費税がみんなからイヤがられるのは、良く理解できます。
だって「自分の財布から払う」訳じゃないですか。
「給与から天引きされて」手取りの中で生活する事よりも、「給与での天引きが少なくなって」「手取りが増え」、しかし財布から自分で現金を出して、手渡しで払う消費税。
こっちの方が何となく「ああ、とられてんなぁ」感が高いのではないでしょうか。
でもねぇ・・・
消費税10%ですよね?
これで日本の経済は多少安定するんですか?
これくらいじゃ、無理でしょう??
だったら思い切って、消費税を30%位に上げちゃうって言うのはどうでしょう?
実際問題10%にしたところで「焼け石に水」なんでしょうから、ここは思い切って「国債なんか発行しなくても運営できるだけの税収」を確保しちゃう。もちろん、無駄遣いは徹底的に削減してもらう事が大前提です。
そりゃあ消費税が30%になったら、ワタシの生活だってめっちゃめちゃキツイですし、生活レベルも落とす事になるでしょうし、夕飯のおかずも減らす事になるでしょう。
「こんな人生で良いのか?」と思う事もあるでしょう。
でも・・・
今の子供たち、つまり「次の世代」に負担、負債を残す事を考えると、今ワタシたちが苦労して、辛い思いをしてでも、次世代に「負債」を残したくはない。
そう思います。
結局既にある1000兆円もの負債は、いつか誰かが返さなきゃ日本が破綻しちゃうわけですから。
ニッポンが「中国の日本県」なっちゃうのは、絶対にイヤです。
それには、ワタシを含め、今の大人が「してしまった借金の返済」を引き受けて、次の世代の人たちにはフラットな状態から、「ゼロからスタート」で世界と戦って欲しいなぁ、と。
生まれたばかりの赤ちゃんを見て、ああ、この子にも多大な借金が課せられているんだなぁ」なんて、そんな悲観的な事、思いたくないじゃないですか。
4人の子供を抱えるパパとしては、そう思うのであります。
・・・そう簡単じゃないんでしょうけどね。
如何ともし難い時代ですなぁ。
うーむ、珍しくお酒飲みながら書いたら、長文になってしまいました・・・
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