てんかんと事故

最近、痛ましい自動車事故が頻繁に起きているような気がします。

特に京都で起きた事故は「事故」ではなく「事件」だと思っているのですが、突然何の前触れも無く命を奪われる無念さを考えると、胸の痛い思いです。

今日。

運転をしながらラジオを聞いていたら、昨年起きた栃木県鹿沼市の事故について、解説していました。

転換の発作を起こし、大型車で小学生の列に突っ込んでしまったというアレです。

アナウンサーとコメンテーターがその話をしているのを聞きながら・・・

ちょうどその「現場」を通過しました。

栃木県、鹿沼市の現場です。


割と広い国道。

まっすぐまっすぐな直線。

広い歩道。

遠くまで見通せる道。

ちゃんと定期的に設置されている信号機。

一見すると「なんでここで事故を起こすんだ??」と、不思議になるような道です。

だからといって「てんかんの患者が悪い」という言い方も、またちょっと違うと思います。

日本でも重度軽度あるモノの、100万人が患者であると言われています。

それだけじゃなく、人間誰しも、ひとつぐらい病気を持っているモノです。

それと「上手につきあう」事が一番大切なんですよね。


ワタシが気を失う可能性がある病気だったら・・・

ちょっと怖くて、運転は出来ないなぁ。

今の仕事も辞めますよ。

在宅で出来る仕事を探します。

そんな都合の良い仕事がなかったとしても、在宅で出来る仕事をこなせるように、努力して努力して努力します。


ラジオの人は「そういう人は自ら運転をしない風に考えないと・・・」というような事を言っていました。

「公共交通機関をつかえ」って。

でも、そう簡単にはいかない人って、沢山いるんですよね。

特に我が家のような田舎では。

ワタシも「運転しちゃダメ」って言われるのは、「仕事を辞めなさい」って言われるよりも辛いかも。

東京なんかに住んでいる人って、車に乗ってしばらく走らないと缶コーヒーも買えない地域って言う状況があるってことを、理解できますか。

回覧板を回すのに、歩いて行くにはしんどい距離って言うのもあるんです。


うーん。

まぁ難しい事はちょっと置いといて・・・

ある程度「自分に正直に」「周りに事実を」伝えて。

その話を聞いた人は「人ごとではないだから」という意識で、無理をしない範囲で出来るサポートをしてあげる。

世の中、持ちつ持たれつ。

そう思ったわけです。


ちなみに「てんかん」って、“癲癇”って書くんですって。

ああ・・・こりゃ読めませんね。

でも、これを機にちょっと知っておきます。

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