「ガチャ」や「コンプガチャ」を、SNS各社は自主規制する方向に舵を切った・・・というニュースが流れました。
消費者庁が規制に着手する前に、射幸性の強いガチャを自主規制する。
・・・と。
このニュース、聞いていても「何のコッチャイナ???」という方が多いんじゃないでしょうか。
いわゆる「じーちゃん、ばーちゃん」がどこまで理解できるのか・・・
簡単に言うと、ケータイ電話やパソコンを使ったゲームが、ちょっとギャンブル製が高くなりすぎて、お金をかけまくっちゃう人が後を絶たないので、業界全体で自主規制をかける、という事・・・かな。
もっと簡単に言うと、スロットマシンにお金を入れて、「7」が3つそろったら景品がもらえる。それがなかなかそろわないのでお金をつぎ込んでしまう人が多い・・・みたいなモノです。
そこには偶然が加味され、運が加味され・・・
ついついお金を使ってしまうというシステムです。
業界大手のGREEやDeNAが非難の標的になっているようです。
「ギャンブル製が高いのが悪いんだから、使ってしまったお金を返せ」と言っている人もいるそうですが・・・コレはもう、本末転倒。
で、ワタシの意見。
GREEやDeNAが良いとは言いませんが、基本的には見境無くお金を出し過ぎる方が悪い。
誰も「ゲームで遊んでください」と頼んだわけではない。
しつこいようですが、GREEやDeNAなどが悪くないとは言いません。
「線引き」って言うのは大切です。
面白く作って、みんなが夢中になればなるほど収益が上がるわけですから。
その「グレーゾーン」の中で、どこで線を引くに寄って、合法か、違法化が分かれます。
現時点では、ガチャと言われるシステムは違法ではありません。
まぁニッポンお得意の「新しい業界で伸びてきた新興会社を叩こうキャンペーン」のようにも見えます。
いい大人だったら、自分の理性で「どこまでならOKか」を判断するべきですし、遊び終わってから「お金を返せ」というのは、ちょっと違うと思います。
横浜DeNAの野球の試合で、試合に勝ったのに「返金しろ」って言う客みたいなモンです。
子供が夢中になってお金をつぎ込んでしまうからダメって事なんでしょうかね?
それはでも、親が悪い。
そういうのを子供に説明するのも、親のお仕事。
え?、じゃあコレがダメなのに、パチンコ屋さんの存在は良いわけ?
と、言いたくなります。
ワタシですか?
ワタシは「ケータイゲームやガチャをしているのか?」って事ですか?
やりません。
こういう書き方をすると各方面から怒られてしまうかも知れませんが・・・バカらしいじゃないですか。
そんな暇ないです。
そんな事にお金を使うほど、ゆとりがないです。
ですからケータイゲームとかパチンコ屋さんで「夢中になってお金を沢山使った」という人の話を聞くと、みんな良くそんな時間があるなぁ。お金があるなぁ。余裕あるんだなぁ・・・と思ってしまいます。
結論。
射幸性を煽りまくるのが良いとは言えません。
パチンコだって、換金率が60何パーセントとだとかって言いますから、10000円使って4000円返ってきたら、黒字だと思えば、結構負け知らずです。
結局の所、手を出す消費者側の問題が大きいんじゃないのかな、と。
ゲームは「結末を迎える事」が目標なんじゃなくて、「ゲームをプレイしている時間を楽しむモノ」だと思っています。
ですからプレイして、沢山楽しんで、結末だけ気に入らないから「お金を返せ」って言うのは違う、という事です。
大体ケータイゲームでは、運良く運良く勝利したとしても・・・画面に商品の「絵」が出るだけです。
だから「結果目的」じゃなく、「プレイしている時間を楽しむモノ」だと。
そんなとこだと。
思うんですけどねぇ・・・
大人の皆さん、子供にはちゃんと「やめる」事も教えてあげましょう。
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