ビックカメラによるコジマの買収が発表されました。
きっとコジマはヨドバシかビックに買収されるんだろうなぁ・・・と、思っておりましたが。
いざ、本当にそうなってしまうと、いささか寂しいモノがありますね。
コジマもビックもパソコンを販売しているお店ですから、まぁワタシの立場から言うとライバルになるわけですが、あちらさんは「家電量販店」ですし、ウチは「専門店」ですから。
コジマが強くなって困るのはウチではなく、ヤマダであり、ケーズであるわけです。
最近はネットショップでインターネット通販の人が増えてきましたが、結局まだまだ実店舗は強いんですよ。
「家電はみんな通販で買うって言っていたよ」という人もいますが、「みんなってだれだい?」、と聞くと、何となく「みんなだよ」、という答えが多いんですね。
ワタシは別に家電量販店を擁護するわけではありませんが、家電量販店の方が良い部分もありますし、もちろんネット通販の方が強い部分もあると思うんです。
ワタシなんていつもびんぼーですから、ものを買うときにはちゃんとカタログを読んで、お店の人に相談して、悩んで悩んだ末に購入します。
だからお客さんにモノを勧めるときにも、その人の話をちゃんと聞いて、その人には何が合うのかをちゃんと考えてからお勧めします。
人間ですからね。
誰だってありがとうと言っていただける方が、嬉しいわけです。
正直言ってひとりに対して時間もかかりますが、次回以降は「あなたのお勧めを紹介してくれ」と言っていただける事が、多いんですね。
「家電量販店よりも安く頑張るよ」と言っても、「別に他の店で買うつもりはないから見に行っていない。高いか安いかなんてわからないけど、安くしてくれているのはわかっているよ」と、ありがたい事を言っていただけます。
ウチが実は意外と安価で販売しているのを知っている人が多く、同じような価格だったら真剣につきあってくれる店が良いという事で、不景気の中でも何とか営業を続けているんですね。
コジマは去年だか一昨年、社長さんだか誰だかが「ヤマダ電機とは規模が違うので、仕入れ価格も3%くらい違うはず」というような、アホな事を言っていました。
そりゃもう、どんなに頑張ってもコジマはヤマダ電機に3%負けますっ宣言しているようなモノじゃないですか。
可哀想ですけど、家電量販店は隣にもっと安い店が出来たら、みんなそっちに行ってしまう業態です。
ネットショップなんてもっと可哀想に、1位のお店は売れますが、2位以下はみんな見向きもしません。
色々調べてみると、インターネットの価格比較サイトなんかに名を連ねる「激安家電通販店」の多くは、韓国やら中国の系列だったりします。
え?、あそこも???ってな感じです。
ま、そんなわけで。
コジマの店員さん、ビックの方針が入ったら、きっと大変だろうなぁと。
人ごとのように憂うワタシなのでした。
人の心配している暇はないのです。
“北関東YKK”の話は、また後日。
さて、勉強しようっと。
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