今日は「こだわり抜いた」方と、お話ししました。
パソコンを1台新調したいという事なのですが、NECや富士通などの「既製品」ではなく、オリジナルで組み上げたいと言います。
いわゆる「自作機」ってヤツですが、各種パーツはこちらでお膳立てをするので「ショップブランド」とも言えます。
しかし組み立てるのはやっぱり「本人」であり、ウチのスタッフもちょっぴり「お手伝い」するので・・・
「組み立てキット・お手伝い付き」とでも言うのでしょうか。
そういうモノを、ご注文いただきました。
で。
ハードディスクの容量だの、SSDを使うとか使わないとか、光学ドライブは、グラフィック系は、ケースは、電源はと。
わがままなご意見を沢山いただいて、それを満たすご提案をするのですが・・・
中でも「ここだけは、譲れない」と言われたのが、キーボードとマウスへのこだわりです。
みんなCPUはアレコレじゃなきゃいけないとか、グラフィックボードはなんとか以上じゃなきゃいけないとか、それぞれに「こだわり」がある人は多いのですが、キーボードとマウスにこだわるという方が、ごくたまにいらっしゃるのです。
実は、嬉しい限りなのです。
ワタシはその気持ちが痛いほどわかります。
この方は「キーボードとマウスにはこだわる」と言っていたのに、CPUは「特に指定はありません」と言っていました。
それって車を買うときに「エンジンにはこだわりませんが、ハンドルだけは譲れない」って言うのと一緒ではないでしょうか・・・まぁそういう人も、いるか。
そんなわけで。
キーボードってのは1000円くらいからあったりするのですが、10000円以上するモノを選んでいただきました。
みなさん、こういう買い方ってどう思います?
アホかって??
いやいやいや。
ワタシは「いやあ、わかってますね」と言いました。
CPUが多少遅かったり。
グラフィックスの描画が少し遅くたって。
そんなモノは何とでもなります。
ちょっと待てば良いんですから。
キーボードはね、インターフェースですよ。
マウスもしかり。
人間とコンピュータとの架け橋になってくれる機器です。
これが「手足のように動いて」こそ、素早い操作ができるってなモノです。
今この文章はもちろん自宅で書いているのですが、ワタシが使っている「このキーボード」も、それこそ100種類以上試用して、ようやく納得のいく1台を見つけたモノです。
同じ型番を、2台買いました。
至って快適な入力が出来ます。
このキーボードになってから、よりいっそう入力がはやくなったような気がします。
このブログの文章量はそこそこですが、実は他にも、毎日結構な量の文章を書いています。
ですから、手になじむキーボードは欠かせないのです。
ま、3000円くらいのモノでしたけど。
10000円のキーボードってのは、さぞかし「手になじむ」んでしょうね。
10000円は、頭で文章を考えたと同時にパっと「指が出る」のでしょう。
でも、そんな10000円キーボードには「手が出ない」。
・・・おあとがよろしいようで。
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