パソコンの形見

ワタシはパソコン屋さんですが、個人的に「パソコンが好き」でもあります。

最初に「キーボード」に触れたのは、小学生の頃でした。

今でこそそキーボードが打てる小学生っていうのは珍しくもありませんが、30年近く前の話ですから。

USB規格やハードディスクは勿論、フロッピーですら搭載されて折らず、データはすべてカセットテープに記録しておくような時代です。

そんな時代の割は、触れたのは早いほうだと思います。


それから幾年月。

何台ものパソコンを、使い次いできました。

そして処分も、してきました。

今のパソコンはリサイクル法の対象になりますので、その辺に捨てるわけにはいかないのですが、そのパソコンを持っていた「記念」として、処分した後にもそのパソコンの一部をとってあります。

例えば車好きな人が、愛車を廃車するとき、記念にキーをとっておくとか、エンブレムをとっておくとか。

そういうことに似ているかも知れません。


そんな「パソコンの形見」として、今回CPUを外しました。

自分で分解しない人にはなかなか伝わらないかも知れませんが、マザーボードから冷却ファンやペルチェ素子をはずし、シリコングリスを拭き取って。

ちょっと古めですが、5センチ角のCPUを取り外すわけです。

これが「パソコンの頭脳」であり「心臓部」です。

手のひらに載るほど小さなモノですから。

何となく「そのパソコンを持っていた証」という事で、とっておこうかな、なんて。

そんな風に思っています。


ま、カミさんに見せたら「なぜ捨てないの???」って言われそうですけどねぇ。

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