遺憾に思う

韓国の大統領が日本のアレコレに「あーだの」「こーだの」って話ですね。

細かく書くのもアホらしいので簡潔に表現してしまいましたが・・・

それを受けての我が日本の総理、野田佳彦氏のコメントが「遺憾に思う」と。

韓国の事なんかどうだって良いんですけど、ワタシが引っかかったのはこの「遺憾に思う」ですね。

これって・・・頻繁に聞くような気がしませんか?

特に政治家の皆さんが発言する場合、「遺憾の意を表す」とか。

具体的に、もっとかみ砕いて聞かせていただきたいんですよね。

広辞苑で「遺憾」を引いてみると・・・

・思い通りにいかず心残りなこと。

・残念

・気の毒

・「遺憾の意を表する」

・「遺憾に思う」

と。

うーむ。

「不満である」という意味は通じるかも知れませんがワタシとしては「遺憾である」と言われるよりも「ふざけんじゃねーぞ、コラ!」とか、「ムカつくんだよ!」という言葉の方が、なんだかしっくり来るような気がするんですけどねぇ・・・

「遺憾の意を表する」って、弱くないですか?

言葉としての重みが。


あと、「強い抗議の書簡を送る」ってのも何ですよね。

諸外国で日本の事をバカにしたり、日本人をさげすむような事を発言されたときに、大使館やらに「強い抗議の書簡を送る」っていう話を聞きますが・・・

なにこれ?、つまり文句を手紙で送るって言う事?

電話じゃダメなのかな?

どんな事が書いてあるのかな?

読みたいなぁ。

日本のために、国は外国に対してどんな抗議をしてくれているのかなぁ。


「強い抗議の書簡」を開けて見たら、中には1枚の紙に大きく一言。

「遺憾」

だったら、どうしましょうか・・・。


ま、上品に表現するのは「遺憾に思う」なんでしょうけどねぇ。

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