Windows8

パソコン屋さんとしては、今日はこの話を書かなきゃならんだろう、と思いまして・・・。

ま、とりあえず「ペンを取った」と言いますか、キーボードを叩き始めたわけです。


パソコンを製造する、世界中のありとあらゆるメーカーや流通関係、販売店は、Windows8の発売を歓迎しています。

そりゃそうです。

新しく売れそうなものが出るって話ですから。


Windows7が発売してはや3年。

「もうWindows8なの??」という話も聞きますが、3年たっているんです。

確かマイクロソフトはWindows7を発売したときに、次のバージョンアップは3年後に、という事を言っていたように記憶しています。

まさかその名が「Windows8」などと言う安直なモノになるとは思いませんでしたけどね。


WindowsXPが特別長かっただけで、Windows95次は98でしたし、2000年はミレニアムエディション。いわゆるWindowsMeが発売されました。

WindowsXPは2001年だったんじゃないかな。

で、そのXPが長い間「春を謳歌」し、その後革新的な変更を加えたつもりで発売したWindowsVistaは、ちょっと革新的すぎて「その時代のハードウェアが付いてこなかった」感があります。

つまりWindowsVistaは、発売当初「XPは比べて動作が遅い」と言われてしまったわけですね。


今回、Windows8はWindows95以来の、17年ぶりに全面的に見直した製品だ、とのうたい文句なのですが・・・

Vistaの時や、Meの時もそんな感じの事を言っていたような気がします。

しかも、タブレット端末や画面を指でなぞると動く、という事ばかりがフィーチャーされていて、起動や終了が速くなったとか、ファイルのコピーが俊敏になったらしいといった事は、あまり報道されていないですね。

まぁおそらく・・・売れないでしょう。

当面は、ですが。


Windows8は、売れなくて、売れなくて、アレ?・・・と思っている頃、ようやくじわじわ売れ出すんじゃないかと思います。

みんなマイクロソフトの商売に対し懐疑的になっていますから。

「どうせまたすぐ「不具合がありました」とか言うんだろう?」

とか。

「どうせ当面はWindowsUpdateがでまくるんだろう?」とか。

「安定するのは来年かなぁ」とか。

そんな声を良く聞きます。

ま、そんなもんですよ。

人間、新しいモノに興味はあるモノの、

「いつもと違うもの」というモノには、抵抗があるモノです。

どんなに切れる包丁をもらっても、毎日使っていたものの方が使いやすかったり。

2000万円の車より、いつも乗っている軽自動車の方がしっくり来たりするモノなんですよね。

ですから。

「Windows8?、あんなのダメだよ」と、いう人は多いでしょう。

でも、いつかそれが普通になったとき、Windows8じゃなきゃ、だめだ、と。

そう言われる日は、そう遠くないのではないか・・・とは思っています。


ワタシ自身も、今日、すぐに買おうとは思いませんし、強くは勧めません。

すぐに飛びつかず、

「こなれてきたら」

で、良いと思いますよ。


そういえば、10年ちょっと前。

世の中のパソコンが、みんなWindows98かMeだったとき。

WindowsXPっものが発売したんですよね。

その時みんな、XP?、なんだこれ?、と。

けちょんけちょんのボロクソに批判したもんですよ。

Windows98で良いのに、何でこんなXPなんて使いにくいモノを発売したんだ?、って。

きっと今は「タッチで操作なんて・・・マウスが良いのに」と思っている人も、いつか「なんで画面にボタンが表示されているのに、それを直接押せないで、わざわざマウスを握ってカーソルを移動させてクリックしなきゃならないわけ??」とか何とか言っちゃうんですよ、きっと。


えーと。

とりあえずWindows8ですが。

ワタシもまだほとんど使っていないので、海のものとも山のものとも、といったところです。

クラウド連携も良いのですが、とりあえず年内から・・・春くらいまでは、今のWindows7も人気があるんじゃないかと思います。

それ以降だと、きっと8しかなくなっちゃうと思うので。

どうなることやら。

ことやらことやら、です。

はい。

ま、落ち着いた頃また書きますね。

とりあえず「様子見」です。

売り手が言うのも何ですけどね・・・

スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)