敦賀原発2号問題

「2号機の真下にある破砕帯が活断層の可能性が高い」と。

原子力規制委員会が発表しました。

田中俊一委員長は「今のままでは再稼動の安全審査はとてもできない」と、言ったそうです。

委員、5人全員一致ですって。

ビックリしました。

こりゃ、廃炉か・・・と。

うーむ。


このニュースはずっと気になっていて、だいたい週に1回はづつ調べていたのですが・・・

ワタシは正直、是視力規制委員会がこう言う結論を出した事に、ホントにビックリしました。

いや、まぁどう考えても「これ、危ないよね」という結論なんだろうな、とは思いますよ。

しかし、絶対に何だかんだ理由を付けて「大丈夫です」という結論を出すに違いないと思っていたモノで。

特に委員のメンバーや発表の仕方を毎回見るとね。


極端な事を言うと、「安全とは言えないかも知れないかも知れないような感じがしないでもない」みたいな。

「玉虫色の結論」を出すと思っていたんですけど。

まさか「安全じゃないです」ってちゃんと言うとは・・・

良い意味で、期待を裏切られた感じです。


「正義感」・・・ですかね。

「こりゃさすがにごまかせねぇよ!」・・・ですかね。

ちょっと不謹慎な言い方かも知れませんが、これで日本原電側がどう出るか、ちょっと楽しみです。


基本的に「原子力はいらない」というのは正しいと思うんですよね。

将来的に。

でも「作っちゃったモノをすべて即時停止」というのはちょっと行き過ぎかと・・・

とりあえずちょっとでも危ないところは今すぐ全面停止で、100%安心なところは40年たった時点で絶対に停止・・・とか。

そんな所が着地点になるんじゃないのかなぁ。

ま、福島第一原発だって事故を起こす前は「安心です!、事故なんて起こすはずがありません!」って言っていたんでしょうから、どこまで信じられるのかは不透明ですけどね。


なんだか「肝」が見えないんですよ。

わかっているのに、みんな一番大切な事を隠そうとしているように見えます。

政治家だけではなく、テレビも、新聞も、みんなみんなです。

TPP問題なんかも「農業を守れ!、反対!」という声ばかりが目立つのは、あえてそこが目立つようにみんなが動き、そこに関心が行くような報道がなされているからじゃないか、と。

思うんですよね。

アメリカが日本を狙うTPPの本丸は、農業ではなく保険や金融なんじゃないか、と。

日本人がそこから目をそらすように「このままでは農業が!!」という風に、ワザとそこを誇張して報道しているように・・・見えてしまいます。

・・・考えすぎかな?


結局何がどうなっても。

どこの誰が政権を握ろうとも。

何だかんだ言ってすべて廃炉になんてしないと思うなぁ・・・残念ですが。


そんな事思っちゃいけないんですよね。

明日は希望。

未来は明るい。

さあ、みなさん選挙に行きましょう。

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