うちのお客さんには、CADソフトを使用している人が沢山いらっしゃいます。
中でもやはり、JW_CADを活用している人は、とても多いのです。
なぜなら、無料だから。
作者の考え方に賛同する人なら、それを享受するのはいっこうに良いと思うのですが・・・
今日は「JW_CADが起動しないんだけど、何でだろう?」という電話が入りました。
JW_CADはその名の通り、CADソフト。
設計事務所さんが図面を書くために使うものです。
つまり「業務用」で「商売」に使うわけです。
こういうのは、1日でも動かないと、困ってしまうわけですね。
しかしJW_CADは無料のフリーソフトウェアですから、サポートセンターに電話をして教えてもらうというわけにはいきません。
そこでうちみたいなパソコン屋さんに、相談があるわけです。
まぁ「起動しないんですよね」と言われても、見て見なきゃわからないわけですから・・・
行ってきました。
その「JW_CADが起動しないパソコン」の電源を入れてみる。
Windows7ですね。
普通に起動しているように見えます。
うん、起動は大丈夫。
デスクトップ画面には、JW_CADのショートカットがあります。
ダブルクリックしてみると・・・
パッと一瞬JW_CADらしきモノがうつるのですが、すぐに消えてしまいます。
???
なんだこれ?
タスクバーには、JW_CADが普通に常駐しています。
パッと消えても、JW_CADは起動はしているみたいです。
タスクバーのJW_CADをクリックしてみる。
JW_CADが普通に立ち上がる。
・・・あれ?、問題ないな。
なんだこれ?
ちょっと確認してみたところ、JW_CADって終了したときのウィンドウサイズを覚えていて、次回起動するときにその大きさで起動するみたいなんですよね。
つまり最大化した状態で終了すれば、次回起動時にも最大化していますし。
元のサイズで終了すれば、次回も元のサイズで起動します。
まぁそこまでは割と普通の話なんですが。
JW_CADを起動して、最小化して、タスクバーに格納されたJW_CADを右クリックして「ウインドウを閉じる」を選択して終了した場合、次回起動したときに「最小化された状態で起動してしまう」ようです。
これはビックリ。
いや、不親切だなぁ。
色んな作業を同時に行って、ソフトをぱっぱと切り替えたり、必要ないソフトを端から終了していく場合、タスクバーに常駐したソフトを右クリックして終了するなんて言うのは、日常茶飯事です。
せめて「最小化状態で終了した場合、次回起動時には元のサイズに戻って起動する」という機能を搭載するべきだな、コレ。
こんな事でわざわざ人を呼ぶのか?、という意見もあるでしょうけど、わからないものはわからない。
設計のプロが、コンピュータに詳しいとは限らないわけです。
わからない事は人に聞き、そこで「知る」。
そして次回、同じような事が起きたときには「知っている」になれば良いんです。
「聞く」のは恥ずかしい事ではなく、「わからない事を聞くのは“勉強”」だって事ですね。
よかった。すぐ解決して。
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