どんなにWindowsが進化しても、やっぱりついつい使ってしまうのが、コマンドプロンプトです。
いわゆる「DOS窓」ってヤツですね。
ネットワーク関連の調整を行う場合には今でも必須ですが、単に大量のファイル名を一発で変換するとか、そういうある目的に向かっているいる処理をさせたいとき、大きな力になってくれます。
ところで。
我が家では、デジカメの管理はワタシの仕事になっています。
ですからカミさんにとってのデジカメは、いつも充電されていて、いつもデータのバックアップが取れていて、使おうという時にすぐに使えるモノ。
そういう印象だと思います。
しかし、そんな風にデータのバックアップをすべてワタシが行ってしまうと、カミさんにとって不満もあるようで。
それは「過去の写真を自由に見られない」というもの。
ま、ワタシのパソコンに全部入っていますから。
もっと言うと、ワタシのパソコンの中、外付けドライブ、外付けドライブ、DVD-Rに、それぞれバックアップしてありますから。
見ようと思えば見られるんですが、ちょっとややこしい。
画像データをネットワークドライブに入れて共有しても良いですし、カミさんや子供たちがアクセスするときは読み込み専用にする事も出来ます。
ただ、写真の数が膨大にあるため、大きな写真データを沢山処理するって言うのはなんなので。
それにワタシのパソコンだったり共有ドライブの電源を入れるとか、ネットワークの何とかって言うのはカミさんにはちょっとムズカシイ話。
そこで今回は、過去の写真すべてを縮小し、小さなサイズにしてUSBメモリに格納してみる事にしました。
何せ写真データだけで50000枚以上あるんです。
有名な画像縮小ソフト「縮小専用。」で、jpeg量子化率を90%に、640x480ラインになるよう、調整。
そしてこの「縮小専用。」を普通に起動するのではなく、コマンドプロンプトのコマンドラインから使います。
いわゆる「バッチファイル」をくんで、フォルダ管理され細分化した写真データを勝手に回りながら、各写真データを縮小させています。
for文とかでね。
そしてある一定量が縮小されたら、縮小ファイルだけを「回収」してきて、写真が沢山入っているフォルダとパッと見何にも変わらない、縮小写真のフォルダができあがります。
それを取り出し、保管するわけです。
カミさん用に。
写真は画面で見るだけなので、解像度もこの程度で十分。
ファイルサイズはなんと20分の1です。
これは良い事を考えたぞ。
もちろんコマンドプロンプトを使わなくても良いソフトはあるのかも知れませんが・・・
良いじゃないですか。
ワタシはコマンドプロンプトが「使いたかった」そして「自動化させたかった」の!
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