短気は損気

先ほど、仕事が終わって家に向かって車を走らせているとき、突然前の車が止まりました。

渋滞です。

国道、広い道、一本道、夜、街灯もあまりなし。

そんな道で、前の車が何台も詰まっており、止まってしまいました。

なんだろう、こんなところで??

と、思っていると。

ずっと前の方に警察の方がいて、車1台1台に声をかけていました。

事故でもあったかな?

3分くらい待っていると、ワタシの所にも警察さんが。

「スミマセン、この先で事故がありまして、現在現場検証中です。もうすぐ終わると思いますので、この場でもう少々、ライトを消してお待ち下さい」と。

ありゃ、やっぱり事故か。

どうせ進めないんだったら、この場でUターンして別の道へ行っても良いんですよね。

どうしようかな、Uターンしようかな・・・と、ちょっと考えましたが。

まぁ「もう少々」って言っていたし、ここで待たされるのも何かの縁でしょう。

どんな現場検証をしているのかも、気になります。

乗りかけた船。

おとなしく待つ事にしました。

ただし、ガソリンがほとんど入っていないのでエンジンは切って。

国道の真ん中で、エンジンを切って停車するのって、何とも変な気分です。


5分くらい待っていると、2台後ろに並んでいた車が待ちきれなくなったようで、ライトをつけてUターンを始めました。

ちょうど脇にあった病院の駐車場に車を頭を入れて、ハンドルを切って勢いよくバックしました。

すると・・・

「ガーン!」という大きな音と共に、その車は病院入り口の階段にバックで乗り上げました。

ありゃりゃ・・・事故を回避しようとして、こっちが事故だよ・・・

運転手はすぐに降りてきて、後輪付近を呆然と眺めていました。


その後すぐに現場検証が終わり、渋滞は何事もなかったかのように走り出しました。

Uターンした人は早く帰りたい理由があったのかも知れませんが・・・

短気は損気。

急がば回れ、ですね。

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