くだんのPC遠隔操作事件、「容疑者」という事で、「真犯人を名乗る男・・・と、思われる男性」が逮捕されました。
30歳だそうです。
どうして「真犯人を名乗る男、と思われる男」という表現なのかというと、逮捕された本人が容疑を否認しているからです。
まったく関係ない他人が犯行予告を書き込んだように偽装する・・・というか、関係ない人が、本人気がつかないまま「犯行予告を書き込むボタン」を押してしまう、という事件でした。
その結果、オマエ犯行予告書き込んだろう!、と、逮捕されてしまったわけですね。
身に覚えのない人が。
「え?、え?、なになに???」って感じだったんでしょうね、きっと。
ですから実際に悪いのは、犯行予告を書いて、それを自分じゃなくて関係のない人に書き込ませたヤツ、という事になります。
ちなみに「誤認逮捕」なのに「ワタシが犯人です」って、何故か言わせてしまった警察も、同じくらい悪いと思いますが。
で、今回逮捕されたのか、その「ヤツ」だという事なんですが。
本人は否定しているんですって。
しかしあれだけ用意周到に色々行っていた犯人が、軽く猫の写真を撮りますかね?
自分のケータイに証拠が残るような事をしますか?、と、疑問に思ったワタシ。
犯行予告のようなメールも、ちゃんとTorとか使って差出人がわからないそうに偽装して送ってきたみたいですし。
今回は「誤認逮捕」という事で、警察も面目丸つぶれ、という側面がありますから、念には念を入れて、ある種の確証を持って逮捕に踏み切ったモノとは思われます。
それだけに、今回の「真犯人を逮捕しました!」自体が、「誤認逮捕」じゃない事を、切に望みますけどね。
ま、しかし1番の問題は、今回の犯行手口や差出人偽装メールっていうのがそんなに難しい技術ではない、というところにあるんじゃないか、と。
思うんですよね。
今回きちっと検証して、間違いなく犯人だという確証が出たら、しかるべく罪を償ってもらうようにしないと・・・
遊び半分で「模倣犯」が沢山出ますよ、コレ。
万が一コレを読んでいる誰かさんが悪い事を考えているとしたら・・・
やめときなさい。
それはアナタが思っている以上、悪い事です。
悪いことしたって、巡り巡って悪い事しか返ってきませんよ。
世の中、そういうモンです。ハイ。
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