昨日は3月11日で、東日本大震災から、はや2年・・・の日。
ラジオで「あれからもう2周年です」という言葉を聞いたのですが、なんとなくこう言うことに「2周年」という表現って、どんなモンかなぁ、と思ったり。
そんな昨日、今日でした。
で。
ラジオで浪江町の方の話、というのを聞いたのですが・・・
「帰りたくとも、帰れない」
「ふるさとが、無くなってしまう」
「そこにあるのに、行けない」
「これっきりなのか?」
と。
そんな思いに苛まれているようです。
そうですよね。
別に悪い事、なにもしていないのに、なんで突然追い出されなきゃならないのか。
いつになったら帰れるのかもわからないし、もしかしたらこれっきりふるさとが無くなってしまうかも知れない・・・という状況。
浪江町だけではなく、原発近くの土地に住んでいた人は、多くがそんな気持ちなのでしょう。
というところで、ちょっと考えたのですが・・・
中止になるだか、ならないだかでもめていた、八ッ場ダムの建設ってあるじゃないですか。
ダムを造る事で多くの利点がある・・・のかも知れません。
もちろん良い事の方が多いから、作るんでしょう?
でもあれって、多くの集落が水没しちゃうんですよね。
これって・・・
「帰りたくとも、帰れない」
「ふるさとが、無くなってしまう」
「そこにあるのに、行けない」
「これっきりなのか?」
そのままだ・・・と。
良いとか悪いとかじゃなくて。
何だか複雑な心境だなぁ、と。
思ったのでありました。
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