3DSを分解してみた

息子が「3DS」の音が出なくなった!、と。

もちろん、Nintendo3DSの事ですね。

見てみると、サイドにあるボリュームを調整するスイッチが、ぷらぷらしています。

一応動くのですが、中でスイッチが動いている感じがしません。

振ってみると「からから」という音がする事から、どうもこのスイッチの部品が中で欠けてしまい、内部の音量スイッチに噛んでいるところがはずれてしまったようです。

修理に出せばなおるでしょうけど、きっと安くないんだろうなぁ・・・という事で。

分解してみました。

ゲーム機の分解はあまりした事がありませんが、まぁ小型のノートパソコンみたいなモノでしょう。

パソコンなら、ほとんど毎日バラしてますので、普通の人より何とか出来そうな気は、します。

裏ぶたを開け、バッテリを外し、カバーを外してみる。

ああ、確かに部品が欠けているっぽいですね。

更にいくつかネジを外し、ボリュームスイッチ付近をあけ、スイッチを取り出してみました。

うーむ・・・欠けている。

欠けた部品を瞬間接着剤で直そうとしたのですが、あいにく瞬間接着剤は使い切ってしまい、ありませんでした。

分解してしまったのでこのままにしておく訳にはいかず、ちょっと厚手のセロハンテープで欠けた部分をつなぎ、補強。

指で触ってみると、きちんと固定できているようです。

むしろ瞬間接着剤で付けるよりも、ちゃんと連結できたかも。

あとはどのような構造になっていたかを考えながら部品をはめ込み、外した部品を組み込んでいきました。

ふたを閉めてネジ止めするような、割と誰でも出来そうな所は、小学生の息子にも手伝ったもらいました。

親子でDSを分解して修理してみようっていうのはそう無いでしょうから、体験させてあげられるモノは、何でもやらせてみた方がよろしい。

いつか「DSを分解して、修理したのを手伝ったなぁ」って思い出すでしょう。

エンジニアへの道は、意外とこんな所にあるのかも知れません。


修理完了。

無事ボリュームも動くようになりました。

めでたしめでたし。


後でよくよく考えたら、まだ保証期間中だったかも知れません・・・

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