花粉症を始め、若干アレルギー体質のワタシは、きっと「漆」も苦手です。
あまり覚えていないのですが、昔々「漆」にかぶれて大変な事になった・・・ような記憶もあります。
漆じゃなかったのかも知れませんけどね。
で。
それじゃ漆が嫌いなのかと言えばそうでもなくて。
工芸品と言いますか、漆を使ったお椀とか、そういうモノは嫌いじゃないんですね。
我が家にあるお椀はそんな手作り、手塗りの「漆工芸品」ではなく、近所の100円ショップで買ったものですから。
なかなか漆塗りの食器をそろえようなんてことは出来ないんですけど、その技法やコンセプトって言うんですかね。
頑なにこだわるところは、技術屋のワタシとしても相通じるところがあるなぁ、と。
そんな風に思っている訳です。
「漆」は英語では「Japan」と呼ぶみたいですね。
辞書を引いてみると、「Japan」とか「Lacquer」とか。
または「Japanese Lacquer」ですね。
なるほど、ラッカーか。
まぁある意味「塗料」ですな。
アメリカなんかでは「漆の技法は日本の伝統芸」という意識があるのか、「Japan」という呼称がよく使われているそうです。
何だか、日本の電機メーカーを「National」と表するみたいで、若干違和感があったりしますが。
「そういうものだ」と言われれば、そういうモノなのでしょう。
どうせなら、漆の英語表記は「Japan」じゃなくて、「URUSHI」にしません?
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