ここのところテレビやラジオのニュースを見ていると、ウナギに関するモノをよく見かけます。
ウナギ高騰。
老舗のウナギ屋さんが悲鳴。
ウナギ屋さん、閉店相次ぐ・・・
などなど。
土用の丑の日に向けて、というところでしょうか。
何故高騰しているかというと、日本ウナギの稚魚が捕れないから、です。
商業ベースに乗るような完全養殖が出来ないから、という面もあります。
稚魚の価格は5年前の3倍だそうです。
確かに、ウナ重っていうと1500円くらいかな?、というイメージがありましたが、今や3000円程度も当たり前らしいです。
昨日スーパーに行ったら「ウナギコーナー」が出来ていて、沢山のウナギの蒲焼きがパックに入れた状態で売られていました。
価格を見ると・・・アレ?、思ったより高くない。
コレならワタシでも買えるな・・・と思ったのですが・・・
小さいんですよね、ウナギが。
ウナ丼作るのに、丼じゃなくて茶碗で作るようなイメージでしょうか。
少なくてもこのスーパーでは、そうでした。
あまり価格を上げられない為の、苦渋の選択なのでしょう。
そんな中、大きなウナギが398円くらいで売られていて、おお!、これはなんで安いんだ!・・・と思ったら。
アナゴでした。
アナゴか・・・
全国のウナギ屋さん、もうちょっとアナゴに力を入れるっていうのはどうでしょう?
アナゴも十分、美味しいと思うんですけどね。
ちょっと真面目に考えてみますと。
今、ウナギが足りなくて高騰しているんですよね?
稚魚が捕れないんですよね?
しかし、我が家があるような田舎のスーパーの総菜売り場にも、ウナギの蒲焼きは陳列されているんですよね。
きっと全国のスーパーや、牛丼チェーンで「足りないウナギ」が消費されまくっています。
これは単純に・・・
「捕りすぎです」
と、思うんですよねぇ。