聞くは一時の恥

「聞くは一時の恥」という言葉があります。

その続きは・・・ナンでしょうか?

ワタシは、「聞くは一時の恥・聞かざるは一生の恥」、または「聞くは一時の恥・聞かざるは末代までの恥」という言い方も、聞いた事があります。

正式にはなんて言うのかな?、と思い、調べてみると、色んな言い方があるようです。

まず前半は「聞くは一時の恥」なのですが、後半は先のモノ以外にも、「聞かざるは一生の損」とか、「末代までの損」とか。

「一生」より「末代」のほうが、何となく荷が重いようにも聞こえますね。

まぁどんな言い方でアレ、自分が知らない事を知りたい時には、恥ずかしがらずに知っている人に聞いてしまえ、というような意味にとれるのは、間違いなさそうです。

今、小学校や中学校にシステムで納入するパソコン、サーバー、ルータ、スイッチと格闘しています。

特にルール作りに苦労させられていて、大量の手書きと印刷された資料とルータ、スイッチとサーバーを一斉に調整、格闘しています。

中でも「どうしても動かない」懸案事項がありました。

ここ3日間くらい、「なぜ動かないのか」ずっと悩んでいました。

ルータやスイッチは、ほんの小さなミスで、思うように動かなくなります。

壊れたパソコンについては、どんな修理でも何とかする自身があるのですが、スイッチやルータのルール作りと設定は、試行錯誤の集大成なのであります。

それこそ仕事中はもちろん、食事中、信号待ち中、布団の中でまで「ああでもない、こうでもない」と考えていました。

ま、新しい事を考えるというのはキライではないんでしょうね、きっと。

しかし納期が迫っている為、この件に詳しいと思われる同業他社のスタッフに、恥を忍んでアドバイスを求めました。

電話で聞いたところ、その人も最近まで同じ話でずっと悩んでいたそうで。

しかし謎が解けた、と。

その「謎の解説」をしてもらい、設定に使用した内容をメールで送ってもらいました。

ははあ、なるほど・・・と。

そういう視点があるのか、と。

感心しきりです。

いただいた「解説」をそのまま使うのではなく、どうしてそうなると、解決できるのか?

どんな仕組みで動いているのか?

「動けばいい」ではなく「動く原理を理解する」のが大切です。

たった1枚のペラ紙に印刷されたプログラムを、何時間も穴の開くほど読み返し、ようやく「自分自身が納得できる説明」が出来るようになりました。

いやあ、ひとつの大きな山を越えました。

聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥。

いやはや、まったくです。

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