やなせたかしさん

アンパンマンの作者としておなじみの、漫画家やなせたかしさんがご逝去されました。

94歳だそうです。

普通に考えると、長生きされたと思われますが、やなせさんはいつもカクシャクとしていて、いつまでもあのままでいてくれるような、そんな印象がありました。

ワタシのパソコンの上には、ずっと前からアンパンマンの絵が飾ってあります。

アニメのアンパンマンではなく、やなせさんが書いたアンパンマンです。

そこには、手書きで、文章が書かれていました。

もちろん直筆ではありません。

インターネット上に公開されていたモノを、印刷したモノです。

そこに書いてあった文章は、以下の通りです。

おそれるな。
がんばるんだ
勇気の花が開く時
ぼくが空を飛んでいくから
きっと君を助けるから

いや、もう、ニッポンの子供でアンパンマンがキライだという人に会ったことがありません。

子供向けの絵本、といってしまえばそれまでですが、奥の深い主題歌といい、子供向けという事で簡単に作られたモノでは無いと思います。

子供って、3歳でも4歳でも「わかってる」んですよね。

子供を馬鹿にしたり、子供として扱うと「こいつ子供だと思っているな」って気がついちゃうんです。

やなせさんの作品やメッセージは、確かに子供向けのモノばかりかも知れませんが、あくまで「子供だから」ではなく、子供も大人も感じるモノは一緒、というメッセージを感じます。

子供向けだからと、軽く見ていなかったんじゃ無いか、と思います。

アンパンマンの舞台は日本ではありません。

アメリカでも、中国でもありません。

どこなのか、わからない世界です。

ちょっと濡れるだけで力が出なくなる、ぼくらとあまりかわらない、世界で一番弱いスーパーマンです。

それが、世界中の子供達が身近に感じてくれるポイントだと思います。

長い間お疲れ様でした。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

これからも、アンパンマンの活躍、楽しみにしています。

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